- 2006/02/15 掲載
デジタルアーツ、インターネットアクセス制御技術が香港で特許成立
フィルタリングソフトメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具登志夫、以下デジタルアーツ 証券コード2326)は、先に日本、欧米等24カ国で成立しているインターネットを介した外部情報のアクセスを制御する方法に関する特許が、香港においても成立したことを発表した。これにより、本特許は25の国と地域で成立したことになるという。
■ 今回成立した特許の内容
本特許は、URLデータベースとの照合(マッチング)およびキーワードのブラックリスト、ホワイトリストを組み合わせた、インターネットアクセス制御技術に関するものである。特許の請求範囲には、この基本部分に加えて、掲示板等に対する書き込みの制御、アクセス元が誰か(どこか)による制御、曜日や時間帯による制御、アクセス先の特徴データに基づくレポート方法を含んでいる。したがって、当社事業の柱である、Webサイトへのアクセスを制御するWebフィルタリングも本特許の権利範囲になっている。
本特許に含まれる基本技術は、自社のフィルタリングソフト開発に応用することにより、照合(マッチング)の精度の向上に繋がっている。また、インターネット上に出来たばかりのサイト(弊社のデータベースに登録される前のサイト)に対しても、フィルタリング制御することを可能にする技術である。
既に日本国内で販売を開始している「i-フィルター 4」「i-FILTER Ver.6」の最新版には、この技術を用いたエンジン「ZBRAIN」が搭載されている。
■ 本特許の成立・審査状況(2006年2月15日現在)
・ 既に特許を取得した国と地域
日本【特許第3605343号】、米国、台湾、シンガポール、ロシア、韓国、香港
・ EPC(欧州特許条約)特許取得
イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、オーストリア、ベルギー、デンマーク、スウェーデン、スペイン、スイス(リヒテンシュタイン)、フィンランド、アイルランド、ルクセンブルグ、ポルトガル、トルコ、ルーマニア、ギリシャ、以上18ヶ国においてはヨーロッパ特許局における実体審査が完了して特許申請が認可されており、現在当該指定国への移行手続きを行っている。
・ 以下においては現在審査中だという。
中国、インド
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