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  • 2011/12/15 掲載

ビッグデータのBI活用術:捨てざるを得なかったデータをスマホなどでも活用する

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次々と技術革新がおこるITの世界だが、BI(ビジネスインテリジェンス)の領域はとりわけ変化が激しい。テクノロジの急激な進歩によって、ほんの1~2年前は不可能だったことが可能になるなど、かつての常識はもはや通用しなくなっている。特にこれまで想像もつかなかった規模の巨大なデータを超高速でリアルタイムに分析できるテクノロジの進歩は、これまでのビジネスにまったく新しい価値をもたらしている。従来のデータ活用とはどう違うのか?BIの進化を追った。

テクノロジの進化で巨大データのリアルタイム分析が可能に

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SAPジャパン
ソリューション営業統括本部
BA&T事業開発部
BI事業開発マネージャ
瀬尾直仁 氏
 さまざまなIT関連のトピックスとして「ビッグデータ」はホットなキーワードだ。この用語の正確な定義はベンダーによってまちまちだが、「ビッグデータ」への対応とは企業内外の多種多様な形式のデータを収集してビジネスに活用しようという動きや、加速度的に増え続ける企業内データをどのような形で運用・管理しいくかというような取り組みのことを指す。

 急速に注目を集める「ビッグデータ」だが、データ規模という観点ではこれまでもEDW(エンタープライズデータウェアハウス)の構築という意味ではさまざまな企業が取り組んできたテーマの一つである。ではなぜ今になって、特にBIの分野においてもビッグデータが注目を集めるのか。SAPジャパンの瀬尾直仁 氏は次のように説明する。

「これまで構築されてきたDWHシステムは、各種業務データから必要なもの抽出・変換してRDB(リレーショナルデータベース)に格納し、夜間バッチなどの処理でDWHを最適なものにし、翌朝までに最新のレポートを配信する仕組みを完備するための処理をするのが中心でした。従来のテクノロジではこうしたバッチ処理の性能に限界があったため、本当は2年間の業務データを見たいのに1ヶ月分しか見られなかったり、より多くの項目をもとにした分析したいのに、システム上の制約から分析項目を絞らざるをえなかったりしていました。しかし、昨今はこうした捨てざるを得なかった期間のデータや項目も含め、テクノロジの進化によってシステムの上限なく分析できるようになったということが、もっとも重要なポイントだと考えています」(瀬尾氏)

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ソーシャルメディアやセンサーネットワークのリアルタイム分析の事例も

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