日本アバイア株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2014/06/09 掲載

未来ではなく今実現可能なネットワーク仮想化、それがSPBのAvaya Fabric Connect

記事をお気に入りリストに登録することができます。
SPBによるネットワーク仮想化は、具体的にどのような仕組みで実現されているのだろうか。去る5月21日に開催された「Avaya Fabric Connect導入事例セミナー」に、日本アバイア Avaya networking ネットワーク・セールスエンジニア 尾山 暁氏が登壇、SPBベースのAvaya Fabric Connectの中で起こっているネットワークフローを技術的な視点から図解を用いてわかりやすく解説した。

3つのネットワーク、3つの課題

photo
日本アバイア
アバイア・ネットワーキング
ネットワーク・セールス・エンジニア
尾山 暁氏
 Avaya Fabric Connectは、どのような仕組みでネットワーク仮想化を実現しているのか? 日本アバイア Avaya networking ネットワーク・セールスエンジニア 尾山 暁氏は、これをテクノロジーの観点から解説するべく登壇した。

 同氏はまず、企業ネットワークとして日常的に用いられるL2ネットワーク、L3 VPN、IPマルチキャスト・ネットワークが抱えている課題を解説した。

 L2ネットワークに関しては、いまだにループ障害が頻発しているという。またVLANに関しては、上限値は4095個だが、最近はデータセンターなどでこの値を超えるようなネットワークが出現しており、このネットワークではコアスイッチが端末のMACアドレスを学習する必要があるため、リソースを多大に消費する。

 続いてL3 VPNでは、これが実態としてMPLS(Multi-Protocol Label Switching)で構成されているため、プロトコルが非常に複雑な行き来をするため、そのCPUリソースに耐える高価なネットワーク機器が不可避となっている。また、このネットワークは基本的にBGP(Border Gateway Protocol)を使ってフルメッシュ構成を取るため、さらにプロトコル送受信が煩雑になってしまう。

 一方、IPマルチキャスト・ネットワーク分野は、4K、8Kといった高画質IPカメラ出荷が視野に入ってきた。もし8Kカメラからユニキャストで3ヶ所に送信するとなったとき、カメラの直近ネットワークにはどれだけの帯域が必要か。ずいぶん前からIPマルチキャストの安定的な稼動が求められているのに、未だに実現できていない。尾山氏は語る。

「これはそもそも、ネットワークを7つの層に分けて使っているために起こっている問題です。以前はそれぞれの階層に複数のプロトコルが混在ししていて階層化にも意味がありました。しかし、今やL2はEthernetに、L3はIPに集約されつつあります。もはやこのモデルはメリットよりもデメリットの方が大きいのです。こうした現状のネットワーク・モデルの根本的問題を解決するために生まれてきたのがSPBであり、Avaya Fabric Connectです。」

この記事の続き >>
・Avaya Fabric Connectがネットワークの課題を解決できる理由
・Avaya Fabric Connect内でどんなネットワークフローが生じているか
・現時点のSDNは山積する課題を今すぐに実現可能か?

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!ビジネスやITに役立つメリット満載!

  • ここでしか見られない

    1万本超のオリジナル記事が無料で閲覧可能

  • 多角的にニュース理解

    各界の専門家がコメンテーターとして活躍中!

  • スグ役立つ会員特典

    資料、デモ動画などを無料で閲覧可能!セミナーにご招待

  • レコメンド機能

    ​あなたに合わせた記事表示!メールマガジンで新着通知

関連タグ



処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます