IT導入支援

会員限定

SCSK株式会社提供コンテンツ

2014年09月05日

3社座談会:フラッシュ技術とWindowsの融合が切り拓くストレージの新世界とは

サーバ仮想化の進展とともに、ストレージのボトルネックが顕著になってきた。ECサイトのレスポンス改善やVDI(仮想デスクトップ)活用によるワークスタイル変革など、社内外のIT基盤にはさらなるパフォーマンスも求められるようになっている。こうした中、ストレージに劇的なパフォーマンス改善をもたらすものとして注目を集めているのがフラッシュ技術だ。本当に「速さは力」となるのか?そして「速さを力」にするには? 日本マイクロソフト、ヴァイオリン・メモリー、SCSKの3社に話を聞いた。

ようやく始まったストレージの新たな進化

photo

日本マイクロソフト
デベロッパーエクスペリエンス&
エバンジェリズム統括本部
ITアーキテクチャー推進部
エバンジェリスト
高添 修 氏

photo

日本マイクロソフト
サーバープラットフォームビジネス本部
クラウドアプリケーションビジネス部
エグゼクティブプロダクトマネージャー
北川 剛 氏

photo

SCSK
プラットフォームソリューション事業部門
ITエンジニアリング事業本部
ストレージネットワーク部 副部長
原島 敦 氏

──昨今、フラッシュを搭載した非常に高速なストレージ製品が注目を集めていますが、その背景についてどのようにみていますか?

高添氏:ここ数年でサーバの仮想化が進み、ネットワークもSDNによって新たな進化を始めています。しかし、ストレージだけ進化が止まっていました。ところが、ここにきてフラッシュ技術が登場し、ソフトウェアベースのストレージという概念が生まれ、ようやくストレージの新たな進化が始まったと感じています。

北川氏:データベースは、I/Oが最も影響を与えるソフトウェアです。データベースの効率化は、いかにI/Oを速くするかにあるからです。最近は、NoSQLのような簡易なデータストアも登場していますが、データの再利用性という点では、やはり、これまで長く使われてきたRDBMSに優るものはありません。これからもRDBMSを長く利用していくには、リレーショナルデータベースという構造的に変えられない部分を、ハードウェアで補っていくしかありません。

 それには、高速なストレージが最も効果的です。たとえば、日本企業の多くは、バッチを手続き型で作成します。手続き型のバッチは作りやすく、確認も容易ですが、ストレージに対しては厳しい処理になります。しかし、フラッシュ・ストレージであれば、そうした処理にも十分対応できます。“速さは力”なのです。

原島氏:弊社にお声がけいただくお客さまの中でも、データ量の増加に伴ってバッチ処理を改善したいというニーズはかなり多いですね。また、仮想化の影響も大きいといえます。仮想化すると、1台のサーバからストレージに対してかなりのI/O負荷がかかります。そこで、フラッシュ・ストレージに注目されるお客さまが増えているのです。

この続きは会員限定です