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  • 2014/11/04 掲載

リアルタイム監視と仮想化(Hyper-V)への課題、オールフラッシュの新技術で対応

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いま、さまざまな企業・組織で、データ量の増加が大きな課題になっている。今回紹介する、海外の政府関係機関も同様の悩みを抱えていた。同機関では、職員のサービス向上と問題の早期発見のため、ネットワークのリアルタイム監視を開始したが、膨大なデータがストレージを逼迫し、パフォーマンス不足を招いた。さらに、サーバを仮想化する必要に迫られ、その悩みは深刻化。こうした中で、同機関は自分たちの求める要求水準をどう実現したのだろうか。

リアルタイム監視と仮想化によるパフォーマンスの限界

 ある海外の政府関係機関では、職員のITサービスの品質向上などを目的に、ネットワークのリアルタイム監視・分析の取り組みを開始した。リアルタイムに監視することで、問題を早期に発見し、高いサービスレベルへとつなげることが狙いだ。

 しかし、同時に新たな課題も発生した。リアルタイムに収集される膨大なデータをどうさばくのかという問題だ。サーバについては、45台の物理サーバを活用していたが、それを支えるストレージはディスクベースだったため、リアルタイム監視・分析に耐えられないと判断。ストレージの入れ替えを検討することになった。

 そこで新しいテクノロジーを調査・検討して導入に至ったのが、ヴァイオリン・メモリーのオールフラッシュストレージ製品である「Violin Memory 6232」だ。その際、同時にデータ転送方式をInfiniBand(インフィニバンド)に変更。ストレージとデータ転送の両方を高速化することでパフォーマンスを強化し、ディスクベースでは 4000IOPSであったパフォーマンスを、一気に80万IOPSへと向上させることに成功した。

 しかし、そこにさらなる課題が降りかかる。サーバの仮想化だ。具体的には、45台あった物理サーバを2台に集約しようと考えたが、集約による負荷増大により、またしてもパフォーマンスが問題になったのである。

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45台の物理サーバを2台の物理サーバに集約すると、ストレージへの負荷はさらに増大する

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