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  • 2015/02/12 掲載

各種業界の成功事例で知る、「利益を生み出す」ビッグデータ活用

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ビッグデータの活用は、すでに多くの企業で始まり、着実に成果を上げている。一方で、いまだビッグデータ活用に踏み出せない企業が多いのも事実だ。それはなぜなのか、活用への一歩を踏み出すには何が必要なのか?──各種業界の成功事例に、そのヒントを探ってみた。

すでに始まっているビッグデータを活用した顧客の行動分析

 「ビッグデータ」の活用は、すでに始まっている。たとえば、住宅ローンを借りるとき、実は裏側でデータ解析システムが走り、借り手の返済能力が審査されている。あるいは、クレジットカードを使うと、過去の使用履歴や不正利用のデータと照合され、使用者が本人かどうかがチェックされる。また、一部の先進的な病院では、膨大な電子カルテの情報を分析し、将来の病気を予測して適切な治療を行う「テーラーメイド医療」が実施されている。

 顧客の行動分析も同様だ。新規顧客の「獲得」、獲得した顧客の「定着」、定着した顧客を優良顧客へと導く「成長」、その状態の「維持」。いずれのフェーズでも、ビッグデータ分析が行われている。

 たとえば、自動車のWebサイトからカタログ請求するユーザーは、新車購入の見込みが高い。しかし、中には冷やかしで請求したり、カタログ収集・閲覧が目的の車マニアも含まれる。そこでWebアクセスのログを解析し、こうしたユーザーを排除して、購入見込みの高いユーザーだけを抽出することで、ピンポイントでの営業が行われている。

 同時に購入される商品を見つける「バスケット解析」は有名だが、ある化粧品会社は、そこに時間を取り入れて、商品Aが購入されたら商品Bが購入され、その後、○パーセントの確率で商品Cが購入されるといったパターンを分析している。そのパターンは、顧客をレールにのせて「定着」へと導くために活用されている。

 顧客を優良顧客へ導く「成長」と優良顧客の「維持」も同様だ。顧客の購買履歴をクラスター分析し、グループ化すれば、各グループに適した施策を打つことで、顧客を優良顧客へと「成長」させることができる。優良顧客の購買履歴から解約の予兆をつかみ、その前に手を打って、顧客を「維持」することも、現実に行われている。

この記事の続き >>
 ・現場担当者がデータ分析するには?
 ・サイバーエージェントやマイクロアドの成功事例
 ・ビッグデータ分析の一歩を踏み出すポイントとは?

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