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  • 2015/10/16 掲載

東大 江崎教授らが語る、企業活動を止めないIT基盤を実現するモバイル・クラウド活用術

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現在の企業にとってITとビジネスは一体であり、企業活動を止めないIT基盤の確立が急がれている。だが、これには巨額のコストがかかり、限定的な対処にならざるをえないのが現実だった。一方で目先を変えてみると、社員の生産性を高めて機動的なビジネスを行うため、多くの企業でクラウドやモバイルの活用が進んでいる。実はこうしたクラウドやモバイルの技術こそ、IT基盤の継続性を強化していく上での重要な鍵を握っている。

リスクマネジメントを含めたIT事業戦略を見直すべき

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東京大学 大学院
情報理工学系研究科 教授
江崎 浩 氏
 周知のとおり、現在のあらゆる産業や社会生活はITなしには成り立たない状況となっている。ITと無縁の企業はもはや存在しないといって過言ではなく、新しいさまざまなビジネスやサービスがITをベースに生み出されている。

 裏を返せば、ITの停止はそのままビジネスの停止と直結するだけに、企業にとって「止めないIT基盤」を確立することが急務となっている。地震や津波、火山の噴火、台風など、常に自然災害のリスクと直面しているわが国では特に切実な問題だ。

 では、この課題に対して個々の企業は具体的にどのように取り組めばよいのか――。そこに大きなヒントを示唆したのが、IBM主催のWebセミナー「Hybrid IT Camp 企業活動を止めないIT基盤 モバイル・クラウド活用術」に特別ゲストとして登場した東京大学大学院情報理工学系研究科の教授である江崎浩氏である。

 江崎教授によると、3.11東日本大災害において、わが国を窮地から救ったのがデータセンターである。「データセンター内で稼働していたサーバは一台もダウンすることなく、銀行のトランザクションも含めて運用を継続しました。このおかげで日本の産業は崩壊することなく生き残ることができたのです」と強調する。躯体・設備の堅牢性、電源供給の継続性に加え、緊急事態のために日頃の準備を怠らなかったジャパンクオリティのデータセンターの真価が発揮された。

 一方で、データセンターがいくら守られていても、それを使う社員がITにアクセスするすべが確保されていないことには結局、ビジネスは寸断されることになるのは周知の事実。実際、SNSを含めて、もっとも“つながる”ITはスマートフォンをはじめとする、モバイル端末だったことはだれもが知るところである。

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