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2016年03月23日

PwC 第19回世界CEO意識調査から読み解く、企業が推進すべき3つのキーワード

グローバル企業のCEOは、海図のない航海をしているようなものだ。こうした中で重要なのが、テクノロジーの進歩、人口構造変化、急速な都市化など、世の中の既成の概念を覆すほどの大きな力を持った地政学や経済のマクロな動き、いわゆる「メガトレンド」を理解し、対応することである。世界のCEOは今、何を考え経営の舵取りをしているのか。PwC Japan 日本代表 鈴木 洋之氏が、世界のCEOを対象に行った「世界CEO意識調査」の結果を読み解いた。

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世界CEO意識調査からビジネスの大局を知る

成長機会もあるが、脅威も増え続ける不確実性の時代

 PwCは、毎年1月にスイスで行われるダボス会議(世界経済フォーラム)を協賛している。そのダボス会議に合わせて発表されたPwC 第19回世界CEO意識調査の結果を、「PwC グローバル メガトレンド フォーラム 2016」に登壇したPwC Japan 日本代表 鈴木 洋之氏が紹介した。

 調査に参加した世界のCEOは、日本人126名を含む1409名で、広範囲の地域、産業がカバーされている。全体の39%のCEOは、成長機会のあるマーケットとして米国を最も重視している。昨年トップだった中国は、その座を明け渡した。その中で日本のCEOは、米国を成長市場として最重視していることは変わらないが、中国に次いで東南アジア市場が重要と考えている。

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世界のCEOが考える成長機会分野


 不確実性の時代、世界のCEOにとって成長機会が増える一方で、脅威も同時に増加している。それを示したのが下図で、34%のCEOはこの3年で脅威と成長機会の両方が増えたと回答した。

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成長機会も脅威も増加している


世界のCEOにとっての脅威とは

 世界経済の成長見通しについても、CEOは1年前ほど楽観視していない。今回の調査では世界経済が改善すると回答したCEOの割合は全体の37%で、昨年の44%から減少した。さらに重要な点は、CEOの17%が世界経済の成長が鈍化するとみていることで、この割合は昨年の7%から2倍以上に増加している。

 このように増加し続ける不確実性の中で、世界のCEOは何に脅威を感じているのか。鈴木氏は、世界と日本のCEOを比較する形で説明した。

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