ウイングアーク1st株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2016/05/11 掲載

「販売データや顧客データを分析したいのに…」 組織のBI活用を妨げる3つのカベの超え方

記事をお気に入りリストに登録することができます。
販売/在庫管理データ、CRM、SFA内の顧客データなど、昨今は企業活動によってさまざまなデータを得ることができる。これらの情報を活用するための分析をしたくても、ビジネスの現場では「分析したいデータに手が届かない」「スピーディに手に入らない」という課題が存在している。BI(Business Intelligence)はその名の通り、ビジネスに活かすための知識を得ることを意味し、その知識は個人の中にとどまるより組織で共有できた方がより強力な武器になる。そのためには、組織のBI活用を妨げる3つのカベに立ち向かわねばならない。

ビジネスの現場では、まだまだ目の前にある業務のBI化が課題

 BIを活用したい企業に対して調査したアンケートの結果をみると、「既存業務のデータ」の活用が課題となっているようだ。「BIを活用したい業務/データとは何か?」という問いに対して、「販売/在庫管理」と答えた企業が19%、次に「マーケティング」が18%と高く、「CRM/SFA」が11%と続く。

■ウイングアーク1st調べ
■調査方法:イベント来場者にアンケート用紙を配布し回答を依頼
■有効回答数:897(設問への総選択数)

画像
BIを活用したい業務/データ

 ビジネスの現場における業務データといえば、やはり販売/在庫管理データだ。自分の担当している製品がどれだけ売れたのか、どこで売れているのかを知りたいというニーズは高い。

 また2位のマーケティング、3位のCRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)、SFA(Sales Force Automation:営業支援システム)といった分野は、これまで個別のシステムが構築され、データが蓄積されてきた。しかし、その格納場所はバラバラといった状況の企業が多い。本来、これらのデータは関連性があり、組み合わせて分析することで新たな知見が得られるものである。その意味で、これらのデータを統合的に管理できるツールを求めている顧客が多いといえるだろう。

 また、ポイントはそれほど高くないものの、「Excelデータ」という旧来から使われてきたデータと、「IoT/M2Mデータ」という昨今増えている新しい種類のデータ、それぞれの代表選手が拮抗している。Excelデータに関しては、これまで貯めてきた既存資産のデータをBI分析して活用したいという声は多い。

 また、今注目されているIoTデータは、実際はそれほど新しい概念ではなく、1990年代ごろから日本の製造業の現場を中心に徐々に蓄積されていた。しかし、これらのデータをいざ分析するためには、実現コストが非常に高かった。それが、近年はハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク環境が整い始め、リアルタイム分析にも対応できる土台ができたことで、IoTデータ活用に意欲的な企業が増えたと考えられる。

photo
ウイングアーク1st
営業本部
GTM推進部
インダストリグループ
石川 千春氏
 しかし、こうしたデータの活用はまだまだ上手くいっていないと語るのが、ウイングアーク1st 営業本部 GTM推進部 インダストリグループ 石川 千春氏だ。同氏は「データは会社の中にあるのに、分析したいデータに手が届かない、あるいは、欲しいときにスピーディに分析ができないと感じているお客様が多い」と顧客の状況を分析する。

 こうしたデータのBI活用ニーズは明らかながら、課題を抱えてその推進が中断してしまう企業も少なくない。なぜ企業のBI活動が上手くいかないのか。企業は、「収集・展開・育成」という3つのカベを打ち破らねばならないのである。

この記事の続き >>
・BI活用を妨げているのは「収集・展開・育成」という3つのカベ
・現場、情シス一体でBIを活用する富士ゼロックスマニュファクチュアリング
・机上の比較は一見にしかず、BIツールに実際に触れる方法とは

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!ビジネスやITに役立つメリット満載!

  • ここでしか見られない

    1万本超のオリジナル記事が無料で閲覧可能

  • 多角的にニュース理解

    各界の専門家がコメンテーターとして活躍中!

  • スグ役立つ会員特典

    資料、デモ動画などを無料で閲覧可能!セミナーにご招待

  • レコメンド機能

    ​あなたに合わせた記事表示!メールマガジンで新着通知

関連タグ



処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます