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2016年08月23日

硬直化する「VB6.0」資産、Webシステムへ進化させる手法とは

古いプラットフォームやテクノロジーをベースにした「レガシーシステム」は、企業にとって多くの問題を引き起こし、ビジネスにも悪影響を与えるリスクをはらんでいる。もし適切な処置を怠れば、企業は時代の変化に対応できず硬直化し、競争力を失ってしまうだろう。しかし、その一方でシステムのOSひとつ取っても、10年以上前に登場したものを未だに使い続けている企業が多い。OSによってはサポートの終了が近づいているケースもあり、レガシーシステムの移行は急務だ。このような状況で、消極的な移行コストを積極的なIT投資とすべく、Visual Basic 6.0(以下、VB6.0)の資産をJava化し、リッチなWebアプリケーションに進化させるなどの動きもある。真の意味での競争力を獲得するために、いま企業がとるべき最適なアプローチとは一体どのようなものなのであろうか?

レガシーマイグレーションを進める際に押さえたい3つの重要ポイント

 いまやビジネスがITによって支えられていることは疑いの余地はなく、企業経営者の共通認識になっているだろう。変化の激しい時代において、顧客のビジネス要件に迅速かつ的確に対応し、企業競争力を強化していくには、これまで足かせになっていたレガシーシステムをマイグレーションし、近代的なITシステムへ移行する必要がある。

 しかし、力任せにレガシーマイグレーションを行なえば、開発工数やコストが掛かりすぎて、失敗の原因につながりかねない。いま求められているのは、システムを戦略的に効率よく再構築していくことだ。そのための前提として、まず「現行機能保証」「性能保証」「保守性向上」という基本的なポイントを押さえておくべきだろう。

 レガシーマイグレーションを実施する際には、まず現行システムと新システムの機能保証が重要だ。プラットフォームや開発言語が変わっても、システムのアウトプットの同一性が確保されなければならない点は当然だろう。また機能を継承し、同時に処理性能も向上しなければ、わざわざシステムを刷新する意味がなくなってしまう。さらに業務の変更や拡大を見据え、柔軟かつ迅速にシステムを保守できる対応力をつけておく必要もある。

 このようなポイントを踏まえて、最適なサービスやツールを選択してシステムを移行することが、レガシーマイグレーションを成功に導く大きなポイントになる。では、具体的にレガシーマイグレーションをどのように進めていけばよいのだろうか?

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企業の競争力を強化する「ITモダナイゼーション」というコンセプト

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