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2016年12月15日

データ仮想化とは何か?元大成建設CIOやパレットレンタルが語るデータ活用戦略

デジタルビジネスの進展に伴い、「データ」の重要性は増すばかりだ。しかし、社内のデータは増加の一途をたどり、管理負荷が増大しているのに加えて、十分に活用するための仕組みづくりがうまく進んでいないという声も数多く聞かれる。これからの企業の「データ戦略」はどうあるべきなのか。Webセミナー「データ仮想化とは何か? デジタルビジネス時代の戦略を考える」において、元大成建設CIOのオラン 木内里美氏、日本パレットレンタル 黒岩暁氏、ベル・データ 小島勝氏、同 松本健氏に話を聞いた。

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(右から)ベル・データ 松本健氏、同 小島 勝氏、日本パレットレンタル 黒岩 暁氏、オラン 木内里美氏、ビジネス+IT編集部 松尾慎司


企業内システムにおける3つの課題、データの移行・保護・利活用をどうするか

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日本パレットレンタル
ICTサポート部 ICTサービスグループ
グループ長
黒岩 暁 氏

 いまや企業内データをいかに活用するのか、それが企業競争力の源泉になる時代だ。そのような状況で、ユーザー企業の立場から日本パレットレンタルの黒岩氏が、自社のデータにまつわる状況や課題について語った。

 同社は、物流用パレットのレンタルや物流機器管理のクラウド事業などをメインに行っているが、ここ3年間でストレージ容量が4倍に跳ね上がったそうだ。その理由について「事業で積極的にIT化を進め、システム自体も増えています。また自社の900万枚のパレットにRFIDを埋め込んでおり、そこから逐次データを吸い上げて蓄積しており、そのためデータ量が急速に増えているのです」と説明する。

 パレットのRFIDデータは、物流の効率的なソリューションを提供するために使われており、競合他社に対する差別化にもつながるものだ。それをいかに集めて利活用するかという点は同社のビジネスにとって、非常に重要なポイントになっているというわけだ。

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元大成建設CIO
オラン ファウンダー 代表
木内 里美 氏

 オランの木内氏は、かつて大成建設などで情報システムの構築に携わってきた人物。同氏は「10年前までの企業システムはプロセス重視で、業務の効率化やコスト削減に目が向いていました。しかし、それ以降はデータを活用してビジネスの収益化を図る方向、いわゆる“攻めのIT”に変わってきたのです。ところが従来システムは1つの目的に特化して構築されていたため、システム拡張に伴ってマスターデータが多重化してしまい、MDM(Master Data Management)ができていないという課題を抱えています」と指摘する。

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