オールフラッシュ化が急速に進展、それでも忘れてはならない選択のポイント3つ
ストレージのパフォーマンスはもう限界
ストレージ(記憶装置)の分野では今、大きな変革が起こりつつある。予想を覆すスピードで、オールフラッシュの導入が進んでいるのだ。数年前までは、ハードディスクドライブ(HDD)からHDDとフラッシュ(SSD)を組み合わせたハイブリッドアレイへの転換が先行し、オールフラッシュストレージが普及するのはその先になると見られていた。ところが、そうした予想を覆して一足飛びにオールフラッシュへのシフトが進んでいるようだ。
その理由は大きく4つ挙げられる。まず言えるのは、データ量の増加などに伴うストレージパフォーマンスの圧倒的な不足である。ここ数年はサーバ仮想化やVDI(デスクトップ仮想化)により、データの集積度も向上。バックアップやアーカイブの分野でも、データのデデュープ(重複排除)や圧縮が使われはじめ、これらを処理するうえでストレージがボトルネックになっていた。いたるところで「データ分析が終わらない」「月次や週次のバッチ処理に時間がかかる」「VDIが朝のラッシュに耐えられない」といった悲鳴の声があがっていたのである。
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