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  • 2017/03/17 掲載

DWHの課題を解決、データドリブン経営を実現する「仮想データ統合」とは何か?

今こそビジネス・プロセスとマネジメント・プロセスの融合を果たそう!

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企業パフォーマンス向上のために「勘と経験と度胸」から「データドリブン経営」へのシフトが求められているのはご存じのとおり。しかし、サイロ化したシステムや非構造化データを含む膨大なデータを前にして、行き詰まりを感じる企業が多いのも事実だろう。従来のデータウェアハウス(DWH)のアプローチとは異なる、トライ&エラーの考え方に沿ったスピーディかつフレキシブルなデータ活用基盤を整備し、企業パフォーマンスを高めていくために必要なポイントとは何なのか。

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点在するデータを攻めの経営に活かす方法とは?
(© shige – Fotolia)


「データドリブン経営」実現にはデータ統合と分析力が必須

 ビジネスを取り巻く環境の不確実性が高まり、企業は「変化」に対してスピーディかつフレキシブルに対応し、経営の舵取りを行うことが不可欠となっている。情報爆発の時代において、ビジネス・プロセスの可視化だけでなく、それをマネジメント・プロセスと融合させることが企業の競争力の源泉になっている。

 しかし、計画と実績の乖離、あるいはビジネス・プロセスとマネジメント・プロセスの乖離は、かねてより企業にとっての課題であった。

 たとえば、多くの企業では、次年度の事業計画を立てるときに、Excelなどを使って「前年度比で売上何%アップ」といったように、時として「根拠のない数字」をベースに目標を立てている。そして、実際の現場の実績と乖離が生じたときには、その原因を分析するのではなく、根拠のないままに実績を下方修正し、次の計画策定に活かされないということが長年にわたって続けられてきた。

 これでは企業パフォーマンスを向上させることは難しい。企業業績向上のためには、「根拠のある計画」と「それを組織内に徹底すること」が欠かせないからだ。

 根拠を提示するためには、実績だけでなく、戦略を可視化することが不可欠となる。加えて、実績が計画と乖離したときは、なぜ下がったのかを分析し、戦略にフィードバックしていく必要がある。

 かつて企業のIT投資といえば、社内業務システムの構築であり、業務効率向上が競合優位性になりえた時代だった。その後、多くの企業で基幹システムが構築されると、企業の差別化ポイントは「基幹システムに蓄積されたデータを、いかに意思決定に有効に活用していくか」に移っていく。

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企業全体で共通認識を持てば収益の最大化、継続的な成長が可能になる

 いわば「効率重視」から「効果重視」へのシフトだ。そして現在では、コンピューティング能力が飛躍的に向上し、ネットワークインフラの普及と発達があいまって、あらゆる所に散在しているビッグデータを活用し、企業の意思決定を行えるようになってきた。

 つまり、これまでの「勘と経験と度胸」の経営から、「データドリブン経営」にシフトしていくためには、データ統合、分析力がカギを握ってくるのだ。

なぜデータ統合がスムーズに行えないのか?

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