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  • 2016/09/28 掲載
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もし自社のITが停止してしまったらどうなるだろうか。たとえミッションクリティカルなシステムでなくても、ビジネスに甚大なダメージを与えることは想像に難くない。ITが企業の中枢として機能すればするほど、ますます「常時稼働」が求められるようになっている。このような「止められない」IT基盤の構築、ならびにバックアップ/リカバリ方法について、東京大学 大学院 情報理工学系研究科の江崎浩教授に話を聞いた。


デジタルエコノミーの変化で、ITの可用性がますます必要に

 経営陣からITの可用性、継続性、耐障害性への要求が以前より高まりを見せている。特に最近では、CPS(サイバーフィジカルシステム)やIoTの世界が到来し、現実世界を巻き込んだデジタル化が進展していることもその背景にあると江崎氏は指摘する。

「もともとデジタルエコノミーは、いわゆるサイバースペース上でのオンラインショッピングなど、デジタルで作られる新しいマーケットを指すイメージがあったと思います。しかし、最近では既存の産業セグメントがデジタル化・オンライン化され、従来のサイバースペース系のデジタルエコノミーと統合されつつあります。その意味でも、ITの“可用性”がますます必要になっているのです」

 また企業のクリティカル・インフォメーションや知的財産などがデジタルで管理され、ビジネスプロセスもIT化されてきたため、企業にとってはBCP(ビジネス継続性)の観点からも、可用性やデータ保護の観点が必須になっている。

「日本では3・11の東日本大震災で極めて深刻な災害を経験しましたが、その際にデータセンターが生き残ったので、なんとか復興できました。米国もハリケーンが来襲し大きな被害に遭い、データセンターがダメージを受けると深刻な事態になると骨身に染みたため、ハイアベイラビリティ(高可用性)な自前のデータセンターを構築する方向に向かっています」

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