【2006年12月13日 00時00分 更新】

日本HP、障害時に約20分の1の時間でデータ復元可能なストレージ・ソフトウェアを発売

日本HP、障害時のデータ復元時間を大幅短縮するストレージ・ソフトウェアを発売。他社製バックアップ・ソフトウェアとの連携が可能で、Microsoft SQL Server、Exchange Serverシステムの可用性を高めるバックアップ環境を提供。


 日本ヒューレット・パッカードは、マイクロソフトのSQL ServerやExchange Serverシステムで、障害時の高速データリストア(復元)により可用性を高めるストレージ・ソフトウェア「HP StorageWorks Application Recovery Manager(以下、AppRM)」の販売を開始した。参考価格は178万5,000円〜(1TB以下の最小構成)で、出荷開始は1月中旬の予定となっている。

 AppRMは、HP製ストレージ製品のボリューム複製機能とWindows 2003標準搭載のVSS(Volume Shadow Copy Services)を利用して、Microsoft SQL ServerやExchange Serverなどのアプリケーション運用中のバックアップと、障害時の高速なリストアを実現するソフトウェア。他社製のバックアップ・ソフトウェアとの組み合わせが可能で、現在使用中のバックアップ・ソフトウェアをテープバックアップに活用しながら、ディスク・バックアップによる障害時の高速リストア環境が構築できる。今後、Oracle、SAPなどのアプリケーションにも対応していく予定だ。

 AppRMは商用ボリュームの障害時に、あらかじめ取得してあるクローンボリュームへの切り替えを行うため、一般的なテープバックアップと違い、障害発生時に必要なテープメディアをマウントしテープの先頭からリストアするデータを探す必要がない。これにより、テープバックアップと比較した場合、復旧作業がおよそ20分の1の時間に短縮できる効果が見込めるとされる。

 この製品は、HPのエンタープライズ向けバックアップ・ソフトウェア「HP OpenView Storage Data Protector」をベースとして開発されており、Microsoft Exchange Serverで同様の機能を提供するHP StorageWorksファスト・リカバリー・ソリューション 2003の後継製品。また、AppRMはHPのディスクアレイ製品「HP StorageWorks Enterprise Virtual Array」の対応版で、今後HPのハイエンドのディスクアレイ製品である「HP StorageWorks ディスクアレイ XP」にも対応予定となっている。

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