前回は、検索エンジンにおける集客方法の基礎を説明し、「SEOによる対策」の効果があるということを説明した。今回は、SEOについて更に詳細を説明していく。
検索エンジンにヒットするSEOとSEM基礎
ここで、今一度復習をしたい。インターネットでビジネスをする際に必ず必要になる道具として、「ウェブページ」がある。「ウェブページ」とは「ブログ」や「ホームページ」など、業種によっていろいろなウェブページが存在する。
テレビの「番組」が「視聴率」を上げてはじめて金銭的な価値がでるのと似ているが、インターネットのビジネスの世界でも、「ウェブサイト」が「ページビュー」をあげることが重要であり、金銭的な価値にもつながる事になる。その際、SEM/SEOの理解と対策が非常に重要となる。以降、SEM/SEOの基礎を説明していく。一般メディアとインターネットの、マーケティング効果の指標の比較については、下表を参考にしてほしい。
表4-1 一般メディアとインターネットの比較
| メディア | 効果の指標 | 最終的な効果 |
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テレビ | 視聴率 | 商品の成約率 資料請求 その他 |
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ラジオ | 聴取率 |
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インターネット | ページビュー |
SEMの説明、世界でのマーケットについて
まず、SEMとは何か?英語で言うと、[SEM]=[Search Engine Marketing]、直訳すると、「検索エンジンマーケティング」のことである。SEMとは、インターネット広告市場の中で、検索エンジンに関する広告市場と考えてよいであろう。
さて、このSEMのマーケットだが、事実として急速に成長している。特に、インターネット先進国のアメリカでは、すでにインターネット広告市場のうち、SEMのシェアが35%〜45%となっているといわれている更に、SEOのシェアは、インターネット広告市場全体の10%といわれている。
一方、日本の状況はというと、インターネット広告市場のうち、SEMのシェアが25%程度と、アメリカより若干遅れている。同様に、日本におけるSEOのシェアは、日本のインターネット広告市場全体の4%程度で、これもアメリカより遅れている。
共通していえるのは、インターネット広告市場のうちSEMがしめる割合は急速に増加しているという事である。今後は、アメリカでは、50%程度、日本では、45%〜50%程度が、インターネット広告市場におけるSEMのシェアに成長すると予測されている。
SEMの種類について
SEMには、SEOがひとつの手段ということは、前項でも説明したが、他にどんな種類があるのかを説明する。まずは、検索結果の画面についての理解を深めたい。ここでは、Yahoo! JAPANで検索した場合の検索結果を例にとって説明する。例えば、「成約率アップ」でYahoo! JAPANで検索をした結果を確認してみる。

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図4-1.“成約率アップ”をヤフーで検索した結果
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検索結果の画面を見ていただき、下記のとおり、6つの広告(ウェブページへのリンク)が表示されることがわかる。ここでは、SEOによる表示は(4)で、(1)・(2)・(3)・(5)・(6)は、SEO以外のSEM表示方法になります。
検索エンジンによる表示結果
(1)Overtureスポンサードサーチ(1〜4位)・・・画面の真ん中の左上
Overtureによる、キーワード広告。
(2)Overtureスポンサードサーチ(1〜4位)・・・画面の真ん中の左上
Overtureによる、キーワード広告。
(3)JWordレギュラーキーワード・・・画面の真ん中の中間
GMOグループが提供している、JWordによる広告。
(4)ナチュラルサーチ(SEO対策が効くところ)・・・画面の真ん中の左下
このエリアへの表示がSEOによる広告(ウェブサイト)表示です。
(5)Yahoo! JAPANバナー広告・・・画面の右上
Yahoo!から広告枠を買って表示するといったものである。
(6)Overtureスポンサードサーチ(5位以下)・・・画面の真ん中の左上
Overtureによる、キーワード広告。
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以上のとおり、今回はSEM/SEOについての基礎知識は理解していただけたと思う。次回は、SEOに特化して、更に踏み込んで詳細を説明していく。
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吉川 功(よしかわ・いさお)
1996年、ソフトバンクモバイル(当時、東京デジタルホン)
に入社、2G/3Gの立ち上げ業務に従事。その後、ソフトバン
クBBにて、法人インターネット事業のプロジェクトマネジ
メント業務を経験し、2004年マルチメディア総合研究所に
入社後、アイピーモバイルにてオールIPモバイルブロード
バンドの立ち上げプロジェクトに参加。
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