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2008年02月06日

【VPNサービス市場調査】2011年まではマイナス成長続く

IDC Japanは、国内IPベースVPNサービス市場の市場規模予測を発表した。

【特集】VPN徹底特集-あらためて問うセキュリティ基盤

 IPベースVPNサービス市場の2006〜2011年までの年平均成長率は、マイナス2.5%であり、2011年の市場規模は、1337億円となる見込み。IDCでは同市場を、スタンダードVPN、ライトVPN、インターネットVPNの3つに分類している。それぞれの市場予測は、スタンダードVPNが年平均成長率マイナス6.1%、2011年の市場規模が1000億円、ライトVPNは、同23.6%で同260億円、インターネットVPNは、同7.0%で同77億円と予測している。

 IDC Japanでは、予測期間においてスタンダードVPNから低廉なライトVPN、またはインターネットVPNへの回線移行が進むとみて、前回調査より、スタンダードVPNの予測を下方修正、ライトVPNサービスを上方修正した。ライトVPN、インターネットVPNへの移行によって、IPベースVPN市場全体の成長は鈍化するものの、回線数ベースの伸びは今後2〜3年は継続するとIDCではみている。

 スタンダードVPNは、「短期的にはマイナス成長、長期的には横ばいを維持するが、フレームリレーに見られたような市場の縮退は起こらないだろう」と、IDC Japana コミュニケーションズ グループマネージャー ジョージ ホフマン氏は分析している。

 インターネットVPNについては、「特に流通関連の企業において導入が進むが、長期的にはクローズドネットワークの信頼性を訴求するライトVPNと競合する」とみている。インターネットVPN、ライトVPNとも低廉なサービスであるため、市場規模は拡大するものの、IPベースVPN市場全体の成長に貢献するには至らないと予測している。

 低廉なVPNサービス市場の伸びを促進する材料としては、キャリアダイバシティに対する需要の増加が挙げられる。ユーザーデマンド調査結果によれば、IPベースVPNによる複合ネットワークを構築しているユーザー全体では、バックアップ用途に向けてキャリアダイバシティを取り入れている企業の割合は3割を超えている。VPNサービスの低廉化によって、複数の通信事業者による回線の冗長化を実現できるだけの予算的な余裕がユーザー企業に生まれていることが要因とIDCではみている。

国内データセンターサービス市場 セグメント別投資額2007〜2011年
図:国内IPベースVPN市場エンドユーザー売上予測、2005年〜2011年

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