【2008年07月17日 00時00分 更新】

「セキュアWeb製品とWAN最適化製品を一体化」ブルーコートCEOネスミス氏、パケッティア買収後の戦略

ブルーコートは17日、パケッティア買収後の日本における事業戦略説明会を実施した。

 ブルーコートは17日、パケッティア買収後の日本における事業戦略説明会を実施した。発表にあたりブルーコートシステムズのプレジデント 兼 CEO ブライアン・ネスミス氏が来日し、ブルーコートとパケッティア両社の製品を統合し、2009年末をめどにセキュアWebゲートウェイ製品、WAN最適化製品、可視化製品を統合して提供していく考えを明らかにした。

 ブルーコートは、ガートナーが発表するセキュアWeb製品とWAN最適化製品のマジッククアドランドで「リーダーと位置づけられる企業(ネスミス氏)」。セキュアWeb製品ではシェア70%持っているものの、WAN最適化製品ではシスコやRiverbedといった競合企業の関係で20%程度のシェアだった。今回のパケッティア買収により30%近くのシェアを持つことになり「確たる地位を得られる」という。また、パケッティア買収のもう1つの理由として挙げたのがパケッティアの持つ可視化製品。

 ネットワーク上で何が動いているのか、まずすべてのアプリケーションのトラフィックを検出し、それぞれのアプリケーションのネットワークパフォーマンスを最適化するとともにセキュアな環境が必要とされる。「今後はセキュアWeb製品とWAN最適化製品、可視化製品は一体化して提供されていく」として、両社の製品を統合して提供していく見通しを発表した。

 具体的には、WAN最適化製品とセキュアWeb製品について、ブルーコートがこれまで提供してきたProxySGのプラットフォームへ統合し、可視化についてはパケッティアの提供していたPacketShaperのプラットフォームをベースとする模様。

 WAN最適化製品とセキュアWeb製品が一元化されていく理由としては2点挙げた。1つはコンテンツが一元化されていくこと。これはSaaSやSNSなどによる社外ネットワークでのオンデマンド、クラウドアプリケーションサービスを通じて、企業ネットワークが対応を必要とされること。この点について、ネスミス氏は「Direct to the NET」というキーワードを掲げ、企業ネットワークがさらなる重要性を持つ点を指摘した。

 さらに一元化されていく理由のもう1つは、現状両製品がコンフリクトしていること。安全性を追求すればパフォーマンスが阻害され、パフォーマンスを追求すれば安全性が損なわれている点を挙げた。

 今後日本市場ではこれまで日本法人で活動していたブルーコートのメンバー15名程度とパケッティアの15名程度が合流し、「人数が倍になるというだけでなく、サービスも倍になるようにシナジーを図っていきたい(ブルーコートシステムズ 代表取締役社長 金城盛弘氏)」と抱負を語った。

このページのTOPへ


ジャンル一覧

このページのTOPへ


注目のIT導入検討コンテンツ

注目の記事、動画、ニュース

>>記事一覧    >>動画一覧    >>ニュース一覧

注目の特集

【特集】業務プロセスを効率化し、競合他社と差別化を図る
RSA Conference 2010

最新の動画

FlashPlayerをお持ちでない方はこちらからソフトのダウンロードをお願いいたします

アクセスランキング


ソフトバンクビジネス+IT プレミアムは、ビジネスの課題を解決するソリューションの情報を、お客様の課題に応じて探すことができる、無料の会員制サービスです。会員登録することで会員限定の記事を読めるほか、限定の動画やドキュメント閲覧などの各種サービスをご利用いただけます。