【2009年11月10日 00時00分 更新】

ITホールディングスがソランを友好的TOB、NRI抜き日本で4位の売上規模に

ITホールディングス(ITHD)は10日、東証一部上場企業でシステム開発を手がけるソランを株式公開買い付け(TOB)で買収すると発表した。

 ITHDは、買い付け価格790円でソランの全株式を取得し、完全子会社化を目指す。ソランは同日、TOBへの賛同を決議した。

 ITHDとソランはともに独立系ソリューションプロバイダ。ITHDは2008年度の売り上げが3,383億円、従業員数1万5,259人、一方ソランは同614億円で従業員数4,166人。両社が合併することで、売上高で4,000億円で従業員規模は1万9,000人となる。

 ソリューションプロバイダの売り上げとしては、NTTデータ、キヤノンマーケティングジャパン、大塚商会に次ぐ野村総合研究所(NRI)を抜いて、第4位の規模となる。

 ITHDでは、2009年4月から3年間の中期経営計画「ITEvolution2011」をスタートさせており、買収は規模拡大による業務効率化を促進する同社方針の一貫と位置付ける。一方のソランは、「景気後退に伴うユーザーのシステム投資抑制が予想以上に影響」し、2009年第3四半期は、減収減益の当初予測よりをさらに下回っていた。2010年3月期の当期純利益予想は前年同期比4割減とするなど、急速に業績が悪化していた。


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