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2010年07月07日

グッドスタッフ 代表取締役 中野知和氏 に聞く

【事例取材】 カシオDT-5300によるM2Mソリューションがポイントカードサービスの可能性を一挙に拡大

ソフトバンクモバイルの通信モジュールを活用したM2Mソリューションが、ポイントカードサービスに新しい可能性をもたらした。グッドスタッフでは2010年4月、自社の運営するポイントカードサービスの入力端末に、ハンディターミナル カシオDT-5300を採用。加盟店には使いやすくわかりやすい操作を、また自社には柔軟なカスタマイズ環境や運用の省力化など、将来の事業拡充に向けたサービスインフラの導入に成功したという。

M2M導入事例一覧

人材力を中心にすえた戦略から生まれる他業種展開とシナジー効果

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グッドスタッフ
代表取締役
中野知和氏

 グッドスタッフの事業展開分野は、実に多彩だ。基盤となる人材派遣業の他にも、子会社としてタクシー会社や芸能プロダクションといった異色の業種が並ぶ。また社内の事業部には、システム インテグレーションを手がけるSI・メディア事業部、そして今回ご紹介するイベント・カード事業の部門がある。

 「一見どれもばらばらの分野に見えますが、実は“人材の力を引き出す”という共通項があるんです。優れた人材を集めて、そこから出てくるアイディアをあちこちにふくらませることで、シナジー効果を生んでいこうという戦略なのです」と、グッドスタッフ 代表取締役 中野知和氏は多業種展開のねらいを語る。

「ベースにある人材派遣スタッフの中で、優秀な人、真面目で意欲のある人は何年か経つと正社員として自社で採用して、その人に新しい事業を手がけさせるといった形で成長してきました。このため、一般公募による社員募集もほとんど必要ありません」。

 まず何よりもマンパワーを新規事業のリソースとしながら、同時にその事業育成を通じてスタッフ各人がキャリアアップを図るという「人材=ビジネス」の成長モデルなのである。

当初はソフトバンクのC/S型システムを使ってポイントサービスを開始

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カシオ「DT-5300」

 同社では2010年4月、ソフトバンク網で利用可能な通信モジュールを搭載したハンディターミナル カシオDT-5300(以下、DT-5300)をポイントカード事業「エクポ」のサービス基盤として導入、M2Mによる大幅なビジネスの効率化を実現したという。

 「エクポ」では、カードを持った会員がシステムの加盟店で買い物をするとポイント付与や割引などの特典を受けられるが、「小さいエリアの中でナンバーワンを実現する。つまりランチェスター戦略ですね」というように、池袋エリア限定という点に大きな特徴がある。2007年のサービス開始当初は割引特典だけだったのを、その後ソフトバンクのクライアント/サーバ型のシステムを導入して、ポイントサービスなどを追加していったという。

「私がもともとSE出身だったこともあって、当時、何か使えるシステムがないかと展示会などを見て回った結果、そのソフトバンクのソリューションしかないと考えて導入に踏み切りました。これは『Minthy(ミンシー)』(ソフトバンクBB提供)という、携帯電話の通信回線経由でモバイル端末と中央のサーバーが連動するシンクライアント型のサービスでした。もともと物流業向けのソリューションだったのを、これならポイントカードに使えると判断したのです」。

 さっそく導入を決め、ベンダーとの共同開発に入った。

「ソフトバンクは、単に製品を売るというだけでなく、一緒にシステムを作っていくという姿勢が非常によかったですね。サポートも実に細かく見てくれました。当初、ポイント業界のこともよく知らないまま始めた私たちに専門知識を教えてくれたり、またモバイルEXPOで当社を導入事例で紹介して知名度アップの後押しをしてくれたり。そうした信頼関係の積み重ねがあって、今回のDT-5300へのリニューアル提案もごく自然に採用が決まりました」。

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