- 2010/07/07 掲載
米EMCがデータウェアハウス技術を手がける米Greenplumを買収、大規模データ処理事業を強化
GreenplumのDWH技術は、各コンピュータがネットワークを除いてリソースを共有しないshared-nothingアーキテクチャを基にした、massively parallel processing(並列分散処理)を用いる。そのため、既存のデータベースより10~100倍近いパフォーマンスを実現するとしている。同社の技術はNYSE EuronextやT-Mobile USA、Fox Interactive Mediaなどで利用されているという。
EMC COOのPat Gelsinger氏は、「DWH市場の変化は激しい。Greeplumの並列分散処理による大規模環境へ対応する技術は、巨大データを扱うようになった企業が必要とするもの」として、EMCのストレージとの親和性を説く。
2010年の第3四半期に買収を完了する予定。買収後はEMCの情報インフラストラクチャ事業部に新設されるデータコンピューティング製品事業部のトップにGreeplumのCEO、Bill Cook氏が就任する。
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