「IBM zEnterprise」
日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は、データベース処理の多い業務や分析処理中心の業務など、業務特性に応じてシステム自身が最適なハードウェア資源を選択する機能を持つ、これまでにないまったく新しいアーキテクチャを取り入れたサーバ「IBM zEnterprise」を発表した。これまでユーザーが個々に管理する必要のあった異なるアーキテクチャのハードウェア資源を一元管理することができ、8台のzEnterpriseによる最大構成では10万以上の仮想サーバ(論理区画)を1システムとして管理できるため、ユーザーの異機種混合のIT環境における運用管理の負荷を大幅に低減するという。
IBM zEnterpriseでは、動作周波数が業界最速の5.2GHzのCPUを搭載するメインフレームのプロセッサー、UNIXサーバのプロセッサー、およびx86サーバのプロセッサーのすべてを1台に搭載でき、メインフレームの高いサービス・レベルをx86やUNIXに拡張しながら、それぞれの強みを生かして、業務を効率よく処理できる。
「IBM zEnterprise」は、メインフレームである「IBM zEnterprise 196(以下、z196)」と、x86やPOWER7ブレード・サーバを搭載しz196に接続する「IBM zEnterprise BladeCenter Extension(以下、zBX)」、および、z196とzBXの接続環境においてハードウェア資源の一元管理と仮想化を実現するソフトウェア「IBM zEnterprise Unified Resource Manager(以下、URM)」によって構成される。URMは、個々のアプリケーション処理に対して異機種のハードウェア資源を配分することで、コストと性能を最適化する。z196は9月10日、zBXは11月19日から出荷予定。