• 会員限定
  • 2010/09/29 掲載

【大和総研 耒本一茂氏インタビュー】iPad導入に最適な企業の特徴、ビジネス活用時に注意するべきポイント

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
記事をお気に入りリストに登録することができます。
発売からわずか数ヶ月で300万台以上を売り上げたiPad。しかし、年末にかけてiPadの対抗馬となる端末が各社から続々とリリースされ、端末間の競争激化も予想されている。その一方で、iPad導入を表明する企業も増えてきた。iPadをめぐる各社の動向、企業にとってのiPadの価値、iPadをビジネスで活用する際のポイントなどについて、大和総研 金融・公共コンサルティング部 主任研究員 耒本一茂氏に話を伺った。

普及が加速するiPad、一方で端末間の競争も激化

photo
大和総研
金融・公共コンサルティング部
主任研究員
耒本一茂氏
 米国では2010年の4月、日本でも5月末に発売されたiPadですが、連日のように報道されるiPad関連のニュースからも、そのインパクトの大きさを見て取れると思います。

 アップルの発表によれば、iPadの出荷台数は、7月中旬には全世界で320~330万台に達しました。このままいけば、年内に700万台は可能でしょう。

 頭打ちを指摘する声もありますが、購入層の変化に注目する必要があります。当初購入したのは個人ユーザー中心でしたが、8月以降、法人の導入も相次いでいます。法人だと1000台、2000台という大規模な導入になりますので、今後もこの動きが続けば、年内に1000万台という可能性もゼロではありません。

 ただし、年末にかけて各社から同様の端末がリリースされ、端末間の競争が激化することも予想されます。特に法人向けでは、アプリケーションのカスタマイズや価格が重視されるため、このままiPadの勢いが続くかどうかは不透明でしょう。

 現状ではどの端末が本命になるかはまだまったく見えず、当分乱立状態が続くと思います。同様の状態はワールドワイドで発生するでしょう。どの端末が勝ち残るかは、国によってまったく異なることになるのではないでしょうか。

 日本でも混沌とした状態が続くとみていますが、日本では信頼性やブランド、実績などを重視する“お国柄”があります。そのため、端末が増えてもiPadは強い存在感を持ち続けることでしょう。

【次ページ】iPad導入を進める企業に見られる特徴

関連タグ

関連コンテンツ

あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます