• 2010/12/03 掲載

三菱グループ、電気自動車を用いたスマートグリッド関連システムの開発に着手

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三菱商事、三菱自動車工業および三菱電機は3日、新エネルギー産業技術総合開発機構の共同研究事業に参画し、電気自動車に搭載された蓄電池を有効活用するスマートグリッド関連システムの開発に着手することを発表した。
 三菱商事、三菱自動車工業および三菱電機は、新エネルギー産業技術総合開発機構(以下、NEDO)の共同研究事業に参画し、東京工業大学の指導を受けながら、電気自動車(以下、EV)に搭載された蓄電池を有効活用するスマートグリッド関連システムの開発に着手する。

 3社は、従来からEVに搭載された蓄電池を有効活用するためのシステムと、必要な要素技術の研究開発に取り組んできており、この取組みの一環としてNEDOの共同研究事業「蓄電複合システム化技術開発」に応募。結果、8月24日付にて採択され、共同研究契約を締結するにいたったという。なお、研究開発費用の2/3をNEDOが負担する。

 この研究開発では、三菱自動車の名古屋製作所に、太陽光発電システム、EVおよびEVから回収されたリユース蓄電池を設置し、太陽光による名古屋製作所への電力供給とともに、EVおよびリユース蓄電池に蓄えられた電力を必要に応じ充放電することで、名古屋製作所におけるエネルギー収支の最適化に寄与するエネルギーマネジメントシステム(Energy Management System)の開発、有効性の検証に取り組む。

photo
研究開発のシステム概要図

 また、これと同時に、EVの蓄電池を電力源として使用するにあたり、EVとしての利用に支障がなく、かつ電力供給制御などに有効に活用できるよう、充放電可能量を適切に設定していく技術(Electric Vehicle Integration System)についても開発を行うとしており、今年度よりこれら装置・設備を順次開発、設置、来年度下期以降に本格運用の上、実証データを取得・検証していく予定という。

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