• 2011/02/02 掲載

【民主党藤末氏コラム】ベンチャー育成のために政府ができること?それは「SBIRを機能させる」こと! 第3回

連載『ふじすえ健三のビジネス+IT潮流』 

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わが国のベンチャーキャピタル投資は非常に低調である。OECD各国のベンチャーキャピタル投資のGDP比では、わが国は財政危機があったギリシャよりも低位にあるのである。この状況を克服するにはなにが必要なのか?まずは、前回書いたようにカネの好循環を進めるための「上場審査の見直し(IPO環境の整備)」が必要だと見ている。前回は、証券市場の自主規制の見直しによる資金の好循環を指摘したが、今回はIPOに至る前のベンチャー企業に対する資金の提供を考えてみたい。

アイアンふじすえ

アイアンふじすえ

藤末健三(フジスエケンゾウ)
民主党参議院議員
元総務副大臣 元参議院総務委員長


ベンチャー育成のために政府ができること?それは「SBIRを機能させる」こと!


 下図にあるように日米間のベンチャー企業数の差は大きい。
よくアメリカは新自由主義経済であり、市場にすべてを任せるように見られているが、アメリカもすべて市場に任せてベンチャーに資金提供しているわけではない。例えば、『2008年、米国のベンチャー資本家は3803件に上る事業に280億ドルを投資した。しかし、米国のベンチャーキャピタルの3分の2以上は、同年、開発の後期段階にあった企業に向けられたものであり、資金調達の最も初期の段階、いわば「種まき」段階のベンチャーに対する資金提供はわずか5%に過ぎなかった』という(出典:駐日アメリカ大使館サイト )。

画像
出典:総合科学技術会議資料

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