• 2011/07/20 掲載

日本IBM、データ転送速度が4倍に向上したSANストレージ「XIV Gen3」を発表

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日本IBMは20日、ビッグデータ対応に向けたハイエンド・ストレージ「IBM XIV Storage System Gen3(以下、XIV Gen3)」を発表した。実効容量55TBの最小構成で、価格は1億2,155万3,000円(税抜)。
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IBM XIV Storage System Gen3
 XIV Gen3は、高並列処理と分割保存を実現する仮想化グリッド・アーキテクチャにより、データ転送を高速化したディスク・ストレージ「IBM XIV Storage System」の新モデル。

 最新のXIV Gen3では、内部バスを従来のイーサーネットからインフィニバンドに変更することで内部帯域幅を向上させ、最大キャッシュ容量を従来の1.5倍である360GBに増加させた。さらに、サーバと接続するための外部ポートにおいても、ファイバー・チャネル(FC)の転送速度を従来の2倍の1秒あたり8ギガ・ビットに増強。iSCSIの最大ポート数を従来の3倍以上の22ポートに増設したことで、外部帯域幅の最大値が従来の2倍以上になった。これらの改良により、XIV Gen3のデータ転送速度は従来の4倍に向上したという。

 また、運用管理機能において、最大64台の稼働状況を1つのコンソールから監視・制御できるようになった。これにより、複数拠点に点在するすべての装置に対し、パフォーマンスの確認やボリューム構成の変更、障害が発生した箇所の位置情報およびその回復状況の確認などを1拠点の管理コンソールで一元的に実行できる。

 搭載可能ディスク数は2TBのSASハードディスクが72個から180個、実効容量は55TBから161TB。8~24ポートのFC、6~22ポートのiSCSIで接続できる。

 XIV Storage Systemシリーズはもともと、米IBMが2008年に買収したイスラエルのXIV(エックス・アイ・ブイ)の製品ライン。買収に伴って、IBM System Storage部門に統合されていた。

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