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2011年08月08日

スマートフォンは社内に持ち込ませるべきか?企業がマルチデバイス時代に備える方法--米IDC トム・メイネリ氏インタビュー

いまやスマートフォンやタブレットPCなど、さまざまなタイプのデバイスが登場している。ユーザーは、時間や状況によって、これらのデバイスを使い分けており、この傾向は今後ますます加速する。米IDCで各種デバイス製品の調査に携わるトム・メイネリ氏に単独インタビューを行い、マルチデバイスの現状と未来、そしてマルチデバイス時代を迎えるにあたって、企業のIT部門が考えるべきポイントについて語ってもらった。

2015年のデバイス総数は17億台、1人が複数台のデバイスを使い分ける時代に

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米IDC
リサーチマネージャー
トム・メイネリ氏

 昨年、iPad2がリリースされる前、世界5カ国でデバイスの所有台数に関する調査を行いました。それによると、米国では1人あたり6.6台、ワールドワイドでは1人あたり4.8台のデバイスを持っていることが確認できました。理由の1つは、購入コストが低下していることです。かつてはノートPCに2300ドル(現行レートで約18万円)かかっていましたが、今やそれだけあればタブレット、スマートフォン、ノートブックまで揃えることができます。エントリーレベルのデバイスであれば、1000ドルもあれば十分です。そして、人々はこれらのデバイスを時間帯や状況に合わせて使い分けているのです。

 いま、最もホットなデバイスはメディアタブレットでしょう。IDCの調査では、メディアタブレットの2010年の出荷台数は全世界で1800万台でしたが、2011年には5400万台となり、2015年には1億2800万台になると予想しています。

 ただし、PCは依然として重要な役割を担い続けると考えています。メディアタブレットは追加的なデバイスであり、けっしてPCに置き換わるものではありません。PCの出荷台数は長期的に伸び続け、2015年には全世界で5億台を突破すると予想しています。

 一方、急激な伸びを示すのがスマートフォンです。まず、2011年にはスマートフォンの出荷台数がPCを超えるでしょう。そして、その数は2015年には年間10億台に達すると予想しています。

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2015年までの世界における各種デバイスの出荷量

(出典:IDC,2011)


 プラットフォーム別に見ると、2010年のデバイス総数は7億台で、そのうち約5割がウィンテルです。これが2015年には、総数が17億台となり、ウィンテルが28%、アンドロイドが25%、iOSが15%程度になると予想しています。

【次ページ】マルチデバイス時代に重要なデジタルアイデンティティ

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