• 2011/09/14 掲載

紳士服のはるやま商事、iPadとPOS連動システムを全店舗で展開 iPad中心の店舗オペレーションに

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紳士服専門チェーン大手のはるやま商事は13日、iPadとPOSシステムを連動し、店舗のどこからでもレジ操作ができる「iPad-POS」を導入し、9月15日から全店361店舗で使用を開始すると発表した。同システムは、2月にインフラ整備を目的に先行投入していた。今後同社はiPad中心の店舗オペレーションに切り替えるという。
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実験段階の販売風景
 「iPad-POS」は、iPad上でレジ操作ができるシステム。従来の接客では、手書き伝票を使用して、販売員が商品明細の記入や購入金額計算などの確認作業に約10分程度の時間がかかっていた。今回、「iPad-POS」を使用することで手書き伝票が不要となり、特にiPadで商品値札や直し箇所のスキャニング処理を直接行うことができるため、精算手続きの効率化とともに利用客の待ち時間の負担軽減につながったという。

 システムは、富士通フロンテックのパッケージ「TeamStore/S」を採用。本部集中型のリアルタイム通信機能を備え、夜間のPOS起動の抑制を行うことで電力消費量を削減し、電子ジャーナルの活用による紙ジャーナルの削減などを合わせると、従来システムと比較してCO2排出量を約45.1%削減できる見込み。
 はるやま商事では「iPad-POS」の利用により、メンバーズカードへの顧客情報の手書き入力や利用客のポイント保持数の閲覧・付与操作を簡単に行うことができる新システムを構築することで、接客時間増加の相乗効果を生み出し接客・作業効率の上質化を目指すという。

 さらにiPadは利用者に対して、視覚的・直感的に作用する効果があり、単調と云われた精算作業や店舗運営作業が情緒的なものへと変化することで、「楽しさ」を演出する目的があるという。

 紳士服業界では一般的にPOS中心の販売オペレーションだが、iPad中心の店舗オペレーションに切り替えることで、業務効率化や地球にやさしい環境づくりに着手していくとしている。

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