• 2011/09/30 掲載

九州大学、学生向けに仮想デスクトップ基盤を構築 日立のソリューションを活用

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九州大学は、大学院システム情報科学府において、プライベートクラウド形態の「仮想デスクトップ基盤」を構築した。
 国立大学法人九州大学は、大学院システム情報科学府(以下、システム情報科学府)において、日立製作所(以下、日立)の「大学向けクラウド型仮想デスクトップソリューション」を活用した「仮想デスクトップ基盤」を構築した。

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システム利用イメージ図

 同システムは、、授業や演習などで学生が利用する高性能なPC環境とアプリケーションソフトウェアを、ネットワークを介して教室や研究室、自宅などの端末から効率的に利用できるクラウド型仮想デスクトップ環境を実現するもの。

 同システムの導入により、学生は、従来、特定のソフトウェアがインストールされた演習用専用PCでしか行えなかった演習環境を、研究室や自習室、自宅などの端末から演習時間外にも利用することができる。手元のPC端末の性能によらず演習用アプリケーションの利用が可能だ。また、教員は演習内容にあわせたPC環境の設定作業を1度行うだけで、必要な数のPC端末に対して瞬時にさまざまな演習環境を提供することができるため、演習用PC環境を容易に準備することができる。これにより、学生は1人につき1台のPC端末を利用して演習を行うことが可能となる。また、学生は、演習時に使いたいPC環境を画面上で選択するだけで容易に利用できるため、従来は難しかった同一の授業時間内で複数のソフトウェアが必要となる演習や課題も行うことができるなど、学生の学習環境の大幅な向上が実現される。

 さらに、同システムでは、1台分の仮想デスクトップに割り当てるCPUやメモリといったITリソースの振り分けを柔軟に行うことができるため、演習の内容にあわせ、とくに処理性能の高い演習用PC環境を用意することも可能。これにより、例えば、PCに高い処理性能が必要となるマルチコアプロセッサーのアーキテクチャを再現する演習においては、従来の演習環境と比較して、最大20倍規模のシミュレーションの実施が可能となるなど、教育効果の向上を実現した。

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