【2011年11月17日 16時53分 更新】

三菱東京UFJ銀行がSOA基盤を構築、OSにノベルの「SUSE Linux Enterprise Server」を採用

三菱東京UFJ銀行は、SOA基盤の構築に当たって、その中核となるオペレーティングシステムにノベルの「SUSE Linux Enterprise Sever (以下、SLES)」を導入したと発表した。

 三菱東京UFJ銀では、SOA基盤を構築するためのプラットフォームとして、既にシステム間連携基盤用にIBMのメインフレーム「IBM System z」を使用しており、そのオペレーティングシステム(OS)として、SLESの導入を決定した。SLES採用の理由は、System zにおける実績に加え、今回構築したSOA基盤は今後様々な業務でも活用する予定のため、この組み合わせによって膨大化するトランザクションを処理できることも評価点になったという。

 同SOA基盤では、中核となるESB(Enterprise Service Bus)をSLES上で稼働させたことで、既存のメインフレーム上で稼働しているサービスから最新のLinux上で動作するサービスまでをシームレスに連携できる仕組みを実現。これにより、従来のOSと比較してTCO(総保有コスト)の低減を実現した。

 三菱東京UFJ銀では今回の導入を機に、ソースコードレベルまでLinuxを理解できる人材育成を目標に、100名の技術者に対してSLESの技術研修を行い、さらにSLESの研究開発拠点があるドイツおよびチェコ共和国に技術者を長期派遣し、高度なスキルの習得を図ったという。

 同行では今回培った技術力を背景に、SLESの拡張性や管理性を活かし、今後はクラウド基盤へ展開する考え。



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