• 2012/03/01 掲載

ソフトバンクモバイル、プラチナバンドの900MHz帯を僅差で獲得

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総務省は29日、携帯電話向けに提供される900MHz帯を、ソフトバンクモバイルに割り当てると発表した。
 新しい周波数帯の利用にあたっては、イー・アクセス、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの4社が申請していた。

 700MHz~900MHz帯は、障害物があっても電波が届きやすいため、一般に「プラチナバンド」と呼ばれている。NTTドコモとKDDIは、既に800MHz帯のプラチナバンドを有しており、イー・アクセスとソフトバンクモバイルの2社が有力視されていた。

 実際の審査では3つの基準で行われた。第1基準は周波数移行にかかる費用、上限2,100億円をもっとも多く負担可能な企業。第2基準は3.9G携帯電話の人口カバー率がもっとも大きい企業。第3基準は3つに分かれ、移行措置にかかる計画などが評価基準となった。

 第1基準、第2基準は4社とも満たしていたため、実質的には第3基準が割当を決める基準となった。

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競願時審査基準

 第3基準では、イー・アクセスが8点、NTTドコモが5点、KDDIが5点、ソフトバンクモバイルが9点となり、ソフトバンクモバイルの開設計画が認定されることになった。この結果、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3社は、通信周波帯域による差がなくなり、サービス競争が激化するとみられている。

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審査結果


 なお、総務省では、地上アナログ放送などに使われていたプラチナバンドの700MHz帯と900MHz帯を、携帯電話向けに割り当てる計画を打ち出していた。もう1つのプラチナバンドである700MHz帯については、2012年の後半に最大3社となる割当先を決定する予定で、まずは技術条件に関する意見の募集を開始している。

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