• 2012/05/29 掲載

東芝、韓国の風力発電機器メーカー「ユニスン」へ出資 再生可能エネルギー事業を強化

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東芝は29日、従来の水力発電、地熱発電、太陽光発電、燃料電池などの事業に加え、風力事業に積極的に参画することを目的とし、韓国の風力発電機器メーカーであるユニスンと資本提携を実施すると発表した。
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ユニスンの手がける風力発電装置
 東芝とユニスンは本日、ユニスンが第三者割当増資を目的として新たに発行する約353万株を東芝が引き受けることに合意する新株引受契約を締結したと発表した。また、ユニスンの既存株主と290万9千株相当の株式を購入するための株式購入契約を締結した。

 東芝は、ユニスンと2011年5月に業務提携および転換社債400億ウォンを引き受けているが、この転換社債をすべて株式に交換する手続きを進めているという。

 今回の一連の手続は6月中に完了の予定で、新株発行後の同社に対する当社の出資比率は34%で、出資総額は約843億ウォン(約62億円)となる予定。これにより、東芝はユニスンの筆頭株主となる。

 ユニスンは、韓国における風力発電機器メーカーの老舗。高効率な羽根を持った風車本体に関する技術や、ギアがなく、耐久性の高い永久磁石同期型発電機を用いた「ダイレクトドライブ方式」の発電機技術を持つ。

 また、年間1,000メガワット分の製造能力と、韓国内では、韓国メーカートップの実績を持っているという。こうした風力発電技術と東芝の再生可能エネルギーにかかる技術を組み合わせて、来月、7月1日からスタートする再生可能エネルギーの全量買取制度により市場拡大が見込まれる日本国内および東芝の拠点がある世界各国へ、風力発電事業の拡大を推進していくという。

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