ビジネス+IT

ビジネス課題別で探す

ITジャンル別で探す

2012年10月18日

大日本印刷、タブレットとデジタルペン使って業務支援 専用紙記入をデジタル化

大日本印刷は18日、タブレット端末とデジタルペンを活用した入力支援システム、電子カタログなどを活用した営業支援システムを連携させ、商談の開始から申し込み手続きまでの業務を一貫してデジタル環境で実現するサービスを提供すると発表した。既に太陽生命保険や香川県の救急車での導入が行われているという。

photo

タブレット端末とデジタルペンを活用した業務支援サービスのイメージ

 サービス利用約款や商品の説明から申し込み業務などで、タブレット端末を活用する企業が急速に増加しており、今後ますます広がると予想されています。

 サービス利用約款や商品の説明から申し込み業務で、タブレット端末を利用する企業が増加しているが、申し込み手続きなどの際に、顧客は紙などではなく、名前や住所などをタブレット端末にタッチ入力が求められていた。

 そこでDNPは今回、デジタルペンなどの多様な入力方式に対応することで幅広い生活者が利用しやすい入力支援システムと、商談時にタブレット端末で商品紹介などを行う営業支援システムを組み合わせた、業務支援サービスを提供する。

 入力支援システムは、キーボード入力、タッチ入力、ペン入力のほか、専用紙を使ったデジタルペン入力などの各種入力方法に対応。各企業が運用する既存のシステム、またはDNPが提供する営業支援システムと組み合わせ、商品の説明と申し込み情報の入力を1台のタブレット端末で行える。

 入力項目が少ない場合や、タブレット端末の取り扱いに慣れている顧客は、キーボードでの入力か先が尖ったタッチペンで端末画面に直接文字を書くことで入力できる。これによって入力負荷を軽減し、店頭やイベント会場などでの申し込み受付を迅速化する。

 入力項目が複雑な場合や、タブレット端末の取り扱いに不慣れな利用者向けには、専用の記入用紙とデジタルペンを組み合わせた入力方法を提供する。デジタルペンで専用用紙に記入した手書き文字は、瞬時にデジタルデータとしてタブレット端末に転送されるため、改めて用紙を見ながらデータ入力する必要がないという。

 また、タブレット端末に蓄積された個人情報などのセキュリティ性の高いデータを、DNPのデータセンターに送信して一括管理することも可能で、入力システムの構築から運用・保守までのトータルなサービスも利用できる。

 価格は、デジタルペンが1本あたり2.5〜3万円(購入本数によって変化、税込)。専用の記入用紙は個別見積り。入力システム開発費用やタブレット端末費用は別途。DNPデータセンターを利用した場合の初期費用は100万円から、月額使用料は20万円から。

太陽生命や香川県が導入済み

 既に太陽生命保険が、営業職員の携行用に国内最大規模となる1万本のデジタルペンとタブレット端末を導入し、保険契約の申し込み手続きの簡素化と日程短縮を実現した。DNPは、端末用アプリとデジタルペンを提供したという。

 また、香川県では、救急車50台にタブレット端末とデジタルペンを1セットずつ配備し、救急出動時の傷病者情報の記録に利用することで、消防本部・病院・救急車の間で正確かつ迅速に情報共有するシステムを確立したという。本件でDNPは、デジタルペンとタブレット端末用ソフト(デジタルペンデータ転送アプリ、カメラ起動アプリ)を提供した。

 スピードが重視される救急の現場では、入力作業などの煩わしさを排除することが重要で、従来の手書きの方法を変えずに傷病者情報のデジタル化が可能なデジタルペンを採用することで、救急搬送業務の効率化と救急処置準備の迅速化を実現したという。

 DNPは今後、タブレット端末のビジネス利用の効果を高めるため、営業効率を向上させる商談支援ツールである自社開発のタブレット端末用アプリ「Tap Style」や、印刷用DTPデータを活用して電子カタログを効率的に制作・配信するシステム「ミカタ」、動画や音声を活用した遠隔セールス用のサービスやデジタルサイネージ(電子看板)とも組み合わせて、流通・クレジット・保険などの企業にソリューションを販売する。

 2013年度までに5億円の売上を目指す。

タブレット・電子書籍端末 ジャンルのトピックス

一覧へ

タブレット・電子書籍端末 ジャンルのIT導入支援情報

一覧へ

PR

注目のIT導入支援情報

一覧へ

注目のイベント・セミナー情報

一覧へ

イベント・セミナー情報の登録(無料)

記事アクセスランキング

イベント・セミナー情報アクセスランキング