• 2012/10/29 掲載

NTTドコモ、起業支援「イノベーションビレッジ」、100億円出資の「イノベーションファンド」を設立

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エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下、ドコモ)は26日、日本におけるスタートアップ企業やベンチャー企業とともに、スマートフォン向けの新たなサービスを創造することを目的として、ベンチャーとの連携強化に向けた新たな取り組みを開始すると発表した。
 まず、2012年度中に、起業支援プログラム「ドコモ・イノベーションビレッジ」をスタートし、ベンチャー企業への出資を行うコーポレートベンチャーファンド「ドコモ・イノベーションファンド」の設立を行う予定。

 「ドコモ・イノベーションビレッジ」は、ハード・ソフト両面から起業家を支援するプログラム。具体的な支援としては、審査によって選ばれた複数のチームに対して、共同オフィススペースなどの開発環境を提供する。また、専門家による経営面や開発面のアドバイスに加えて、起業経験者や著名経営者による講演会を開催するという。

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ドコモ・イノベーションビレッジの概要

 「ドコモ・イノベーションファンド」は、起業支援プログラム「ドコモ・イノベーションビレッジ」発のスタートアップ企業や、有望なサービスや技術を保有するベンチャー企業に対して出資するファンド。出資を通じて、企業のバリューアップを図るとともに、有望なサービス・技術はドコモで活用し、サービスの充実を目指す。本ファンドは、運用金額100億円規模、運用期間10年間で設立する予定。

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ドコモ・イノベーションファンドの概要

 ドコモは、起業支援プログラムやコーポレートベンチャーファンドを通じて、スマートフォン向けサービスの充実を図るとともに、現在取り組みを進めている「新たな事業領域」におけるサービス開発力を強化する。

 ここでいう「新たな事業領域」とは、「メディア・コンテンツ事業」、「金融・決済事業」、「コマース事業」、「メディカル・ヘルスケア事業」、「M2M事業」、「アグリゲーション・プラットフォーム事業」、「環境・エコロジー事業」、「安心・安全事業」の8つの領域のこと。

 こうした取り組みを通じて、「モバイルを核とする総合サービス企業」への転換を加速するという。

 なお、北米におけるベンチャー企業との連携および出資については、引き続きドコモ・イノベーションズ(DOCOMO Innovations, Inc.)およびドコモ・キャピタル(DOCOMO Capital, Inc.)が実施していく。

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