- 会員限定
- 2012/12/25 掲載
活躍する女性社員を育てるために上司が知っておきたい20のこと
<新連載>
ブラマンテ株式会社 代表取締役。
成蹊大学文学部卒。日本人材マネジメント協会会員。IT業界専門の展示会主催会社などにてマーケティングマネジャーを務めた後、1999年にマイクロソフト日本法人に転職。約8年間の在籍中Windowsの営業およびマーケティングに一貫して従事。当時、営業・マーケティング部門では数少ない女性の営業部長を務める。在籍中、プレジデント・アワードを2回受賞。2007年ブラマンテ株式会社を設立。キャリアアドバイザーとして「目の前の仕事にやりがいを見出し、仕事が面白くなる働き方」「中間管理職向け、人を動かして仕事の結果を出すためのビジネス・コミュニケーション」「女性活躍支援~今のポジションで活き活きと働くための女性社員支援と上司向けマネジメント支援」の3つを軸に、コンサルティング、社員研修、セミナー、大学講義、執筆などを行っている。著書に『ワークライフ"アン“バランスの仕事力』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『プレイングマネジャーの教科書 結果を出すためのビジネスコミュニケーション58の具体策』(ダイヤモンド社)、『働く女性28歳からの仕事のルール』(すばる舎)がある。
知っておきたいこと(1):組織で働く半分が「女性」になった
今年も、いよいよ今月から2014年度卒業生への企業の採用活動が始まりました。大学に進学する女性が増大するにつれ、今や就職する学生も半分が女性です。そして、企業で働く日本女性は2329万人と過去最高を記録し、組織における女性比率も42.6%にまで達しています。働く女性は確実に増加しているのです。
これを知るだけでも、なぜ企業の業績を伸ばすために女性の活躍が欠かせないのかおわかりいただけるのではないでしょうか。
契約社員、派遣社員、雇用形態に関わらず、今あるリソース、今いる人材を最大限に活用するためにカギとなるのが、女性の活躍推進であり、人材マネジメントの次の一手だといえるでしょう。女性というのは企業にとって、実に「伸びしろ」のある存在なのです。
【次ページ】カギとなるのは制度の充実より風土や意識の改革
関連タグ
関連コンテンツ
PR
PR
PR