• 2013/01/28 掲載

日本IBM、社内の全データを可視化する「IBM InfoSphere Data Explorer V8.2」を発売

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日本IBMは28日、社内の全データを可視化するビッグデータ探索ソフト「IBM InfoSphere Data Explorer V8.2(以下、Data Explorer V8.2)」を本日より販売すると発表した。
 Data Explorer V8.2は、2012年4月に買収を発表したVivisimo社の統合後初めてInfoShereブランドに加わった製品で、データ形式や保管場所を問わず、全社のデータを自動検索して1つのポータル画面に可視化できるというもの。

 データベースやEメール、文書ファイルやWebページなど、物理的に異なるサーバに格納された社内のデータを1つのポータル画面にメニュー表示し、キーワード検索機能を提供することで、企業のビッグデータ活用を支援する。

 ポータル画面においてキーワード検索を行うと、複数得られた検索結果を他のキーワードによって分類した結果や、検索キーワードを含む情報がいつ頃多く作成されているか、また、これまでにどれくらい閲覧されているかなどをヒストグラムで表示したグラフィカルな画面など、キーワード検索で得られた膨大な情報から、さらに必要情報を絞り込むためのヒントとなる情報が複数表示される。

photo
IBM InfoSphere Data Explorer V8.2の画面

 また、閲覧した情報にタグをつけることで再検索を容易にしたり、コメントを追加することで、他のユーザーに自身の知見を共有できるなど、コラボレーションの機能も提供する。

 さらに、セキュリティ機能も備え、ユーザーはユーザーIDとパスワードを入力してポータル画面にログインすることで、閲覧を許可されたデータのみにアクセスできる。

 Data Explorer V8.2の使用料金は、527万3千円(税抜)から。日本IBMおよび日本IBMのビジネスパートナーから販売する。

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