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2013年08月22日

Google Glassの対抗軸として注目

テレパシー 井口尊仁 氏が語る、スマートグラス「Telepathy One」がもたらす未来

米グーグルが開発中の眼鏡型ウェアラブルコンピュータ「Google Glass」。その強力な対抗軸として現在大きな注目を集めているのが、日本のテレパシー社が開発を進めるウェアラブルデバイス「Telepathy One」だ。SoftBank World 2013で登壇したテレパシー 代表取締役 CEOの井口尊仁氏は、“2014年には石に噛り付いてでも製品を必ず送り出す”と宣言、価格もGoogle Glassを睨んで“1,500ドル以内に抑えたい”と抱負を語った。Telepathy Oneがもたらす未来とは、どのようなものなのか。

執筆:西山 毅

現在は映像をその場ですぐに共有する“シェアの時代”

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テレパシー
代表取締役
CEO
井口 尊仁 氏

 ウェアラブルコンピュータとして現在、時計型や指輪型、あるいは首に掛けるものや足に巻くものなどさまざまなタイプのものが試行されているが、テレパシーが開発中のTelepathy Oneは、眼鏡型のウェアラブルデバイス、スマートグラスだ。

 リング状のデバイスには、投射型の光学ディスプレイ、カメラ、マイク、イヤフォン、バッテリー、Wi-Fi/Bluetooth機能などが搭載され、Telepathy Oneを頭に装着したユーザーは投射型のディスプレイによって、ネットの向こう側にいる相手とやり取りする情報や映像をまさに目の当たりにすることができる。また実際の操作はTelepathy Oneのボディを撫でるなどして行う。

「まだ開発途中で機能やデザインは最終的に変わると思うが、Telepathy Oneを身に着けることで、色んな情報をスナップしたり、シェアしたり、それを元にコミュニケーションしたりという体験を実現したいと思っている。」

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ウェアラブルデバイス「Telepathy One」。Google Glassと異なり、その極めてシンプルな先鋭的装着イメージも、米国で注目される大きな理由となった


 現在ではライブやスポーツ会場、政治的なイベントなどでスマートフォンを掲げ、写真や動画を撮影する、あるいはその場でソーシャルメディアで共有するという行為が当たり前になっている。

「今、世界中で1日当たり、5億枚の写真が共有されている。昔の写真といえば、モニュメンタルなものをしっかり撮ってしっかり残す、あるいは家族の中だけで共有するという非常に堅苦しいものだったが、現在は今見えているものを撮影し、即時に共有するという“シェアの時代”になっている。」

 そしてそのシェアを通じ、新しいコミュニケーションがどんどん巻き起こっている。

「ウェアラブルコンピュータをどんな場面で使うのかを考えた時、我々が注目しているのはこうした大きなトレンドだ。よりシンプルに、よりスムーズに、メニュー操作も行わず、その場で、あっという間に情報共有できる体験を作ろうと思っている。」

目指すのは、思うだけ、感じるだけでコミュニケーションのできる世界

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