話者認識技術はバイオメトリクス（生体）認証技術の一つ。声の音質（周波数情報）から、予め登録された「誰が話しているか」を認識するもの。

　従来の話者認識製品は、暗証番号を覚えたりIDカードを持ち歩くといった必要がない一方で、特定の年齢層で精度が低下することがあり、幅広い年齢層に対応することが困難だった。

　今回ALSOKは、従来の話者認識技術の課題を改善。 直近の「話した声」でデータベースを自動的に更新し、常に最新の声質に対応する独自技術を開発した。これにより、年齢とともに変化する声質にも対応できるという。


　ALSOKはこの技術を2年以内に実用化することを目指し、研究開発を進めていく考え。