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2013年12月12日

HTML5 Conference 2013基調講演

Google 及川 卓也氏が語る、Webがもっと社会に定着するために必要な進化とは

HTML5のコミュニティ「html5j」主催のイベント「HTML Conference 2013」。村井純教授の招待講演に続いて登壇したのは、Googleの及川卓也氏。及川氏は「深まり、広がるWeb技術」と題し、技術動向としてWeb Componentsなどに触れた上で、Webがモバイル対応することの背景にはWebが社会に定着する上での真の問題や課題が隠れており、Webの真価が問われていると結びました。その内容をまとめました。

執筆:Publickey 新野淳一

深まり、広がるWeb技術

 Googleの及川卓也と申します。

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 技術面で、昨年や今年どういうことが起きたかということと、今後についてお話させていただこうと思います。

 HTML5はもういろんなところで使われるようになって、バズワード的に使われていた頃から考えると、実際に使われ始めてきたんだな、というのを感じています。

 手前味噌で恐縮ですが、私どもGoogleが作っているブラウザChromeが、そのレンダリングエンジンの部分をアップルなどといっしょにやっていたWebKitからフォークしてBlinkとなりました。

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 で、9月にBlinkOnという、Blinkのコントリビュータを招いて技術的なカンファレンスを2日間行いました。本当にさまざまなエンジニアに世界中から来ていただいて、だいたい半分はGoogleのエンジニアですが、組み込み系などさまざまなエンジニアの方がいらっしゃって、ここからもWeb技術の深まりや広がりも感じました。

 技術の話ということで、個人的に身近に感じているものをいくつか取り上げます。この3つ。左がWeb MIDI/Web Audioです。

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 音楽愛好家にはおなじみのMIDI。いまWebで扱えるようになってきています。往年のシンセ少年にはワクワクする話だと思うのですが、簡単に音を組み合わせるようなことができるようになってきています。

 右上はWebRTC。リアルタイムなコミュニケーションというのは数年前まで夢の1つでしたが、Webがあればできるようになってきました。カメラやマイクの制御、呼制御といったこともできるようになってきています。

 下が縦書きを実現するCSSのスタイル。これも十分使えるようになってきています。

【次ページ】 及川氏が考えるWeb技術の今後の方向性

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