• 2014/03/12 掲載

第3回将棋電王戦、コンピュータの指し手はデンソー開発のロボットアーム

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ドワンゴおよび公益社団法人 日本将棋連盟、デンソーは12日、3月15日から4月12日にかけて開催する「第3回将棋電王戦」に、デンソーが協賛することを発表した。将棋電王戦をサポートする企業として、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア、日産自動車、ローソンに続き4社目。
 ドワンゴおよび公益社団法人 日本将棋連盟、デンソーは、3月15日から4月12日にかけて開催する「第3回将棋電王戦」に、デンソーが協賛することを発表した。将棋電王戦をサポートする企業として、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア、日産自動車、ローソンに続き4社目。

photo
ロボットアーム画像
 産業用ロボットを手がけるデンソーが、コンピュータソフトの指し手を盤上に再現するロボットアームを、全5局において提供する。第1回および第2回将棋電王戦をはじめ、これまでのプロ棋士とコンピュータソフトの対局では、ソフトが指示した手を人間が代わりに指していたが、今回、プロ棋士の向かい側に鎮座し将棋を指す相手は、初めて将棋のプロ棋戦用に開発されたロボットアームとなる。

 将棋界初となるロボットアームの採用によって、人間とコンピュータの対局をよりわかりやすく可視化し、また、将棋電王戦を日本の伝統と最先端技術が融合した新たな一大イベントとして提供したい考え。

 ロボットアームは、デンソーの子会社であるデンソーウェーブが垂直多関節ロボット「VS-060」をベースに、棋士が安全かつストレスなく真剣勝負を行うことができるよう一部開発・改良を施し、初めてプロ棋戦での採用を実現したロボットアーム。主な特長は、以下の通り。

初のプロ棋戦専用ロボットアーム概要
・駒が斜めになっていたり、ずれて置かれていても、アーム先端に装着したカメラが多方向から画像認識し1ミリの誤差もない着手を実現
・駒をコンプレッサーで吸着し移動させるため、隣の駒に触れることがなく、公式棋戦と同じ将棋盤と駒を使用することが可能
・棋士とロボットアームの間に目に見えない安全柵(エリアセンサー)設置
・ゆっくり指すことも、高速な早指しも自由自在に設定可能
・長時間の連続稼働が可能で、終日行われる棋戦にも対応

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