• 2014/04/16 掲載

三陽商会、オムニチャネル化を推進 アパレルでも消費者行動が変化

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三陽商会は15日、直営オンラインストアの「SANYO iStore(サンヨー・アイストア)」において、社内在庫の完全連携を実現し、店頭から「お取り寄せ購入」を可能にするサービスを開始した。NTTデータが手がけた。ファッション業界でも、オムニチャネル化が急速に広がっているという。
 昨今、ファッション業界でも、24時間・365日、“好きな時に”“好きな場所で”“好きな端末によって”情報を入手し、さまざまな接点(=「オムニチャネル/オムニメディア」)を通してブランドに触れ、商品を購入するというスタイルに変貌しているという。

 一方で、Eコマース(以下、EC)事業においては、EC用在庫の欠品による「お客さまの購入機会ロス」が課題となっていた。

 今回、EC用在庫が欠品していても、実店舗用在庫が倉庫にある場合、または、店舗にのみ在庫がある場合、「お取り寄せ購入」を可能にする仕組みを実装した。

photo
取り寄せ購入 店頭在庫取り寄せイメージ

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 本機能を利用すると、まずオンラインストア用在庫、店舗用在庫にも商品がない場合、オンラインストアに「お取り寄せ購入」ボタンを表示する。次に、翌朝時点で、店頭業務用端末にオンラインストアから取り寄せ依頼が表示される。最後に対応可能店舗がエントリーをし、先着順に対応店舗を決定。店舗間の商品移動と同様に当該商品をECサイト向け配送拠点に送る。

 これに先駆け、2012年3月に、それまで単独の倉庫で取扱っていたEC用在庫を実店舗用倉庫内に移設、2013年2月からは夜間のみEC用在庫と実店舗用在庫の連携を開始した。そして、今回2014年4月23日より、社内在庫の昼夜完全連携が実現した。

 なお、店舗からのお取り寄せについては、「ラブレス」「ギルドプライム」「三陽山長」からスタートし、順次、対象ブランド・対象店舗を拡大していくという。

 サンヨー・アイストアはオープン以来、顧客の利便性向上のため、機能ならびにサービスの充実を行ってきた。2013年8月には、スマートフォン専用サイトを全面リニューアルし、「サイト構造」「ユーザー導線」「見やすさ」「使いやすさ」等の改善を実施した。今後も、アパレルメーカーとしての「オムニチャネル/オムニメディア」への対応を推進していく考え。

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