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2014年04月30日

連載:ソーシャルメディアの企業活用リスクマネジメント

フェイスブックページの誘導力が激減?知っておくべきエッジランクと表示を決める5要素

フェイスブックはこれまでにもさまざまな仕様変更を行ってきたが、新しく明らかになった仕様変更はとびきりソーシャル担当者を驚愕させる内容だった。フェイスブックページのニュースフィードへの表示に関するアルゴリズムが大幅に変更になったからだ。今回は、フェイスブックページとは何か、フェイスブックの投稿がどのように表示されるのか、そしてこの仕様変更により、今後フェイスブックページと企業はどのように向き合っていくべきかを解説する。

執筆:akinice design 平野逸平

フェイスブックのアルゴリズム「エッジランク」とは?

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フェイスブックページの例

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 まずはフェイスブックページとは何かについておさらいしておきたい。

 フェイスブックページとは、通常、個人が利用するフェイスブックアカウントとは違い、企業や団体向けに用意されたアカウントである。企業はフェイスブックページを開設することで、個人アカウントでは禁じられている商用利用が可能になり、複数のメンバーで管理することもできるようになる。

 フェイスブックの個人アカウントでは、他のユーザーと友達と承認しあうことでお互いの投稿がニュースフィードに表示されるようになる。一方、フェイスブックページでは、友達ではなく、まずはユーザーからフェイスブックページに対していいね!をしてもらい、ファンになってもらう必要がある。ファンになってもらうことで初めてユーザーのニュースフィードに、フェイスブックページからの投稿が表示されるようになる。

 しかし、気をつけなければならないのは、フェイスブックからの投稿がすべて表示される訳でないところにある。これは個人アカウントからの投稿も同様であるが(公式サイトのニュースフィードに関する解説)、ニュースフィードに表示されるには、「エッジランク」と呼ばれるフェイスブック独自のアルゴリズムにより決定されることを理解しておかなければならない。

 エッジランクとは、「親密度」「重み」「経過時間」のそれぞれの要素により計算されたものである。仕様の詳細は公開されていないが、概ねこの3つの要素から数値化され、決定されていると考えられている。

 まず、「親密度」とは、そのユーザーとの関係性を示す。要するに、そのユーザーがフェイスブックページの投稿に対していいね!やコメント、シェアなどをどれだけ行っているか?また、フェイスブックページのタイムラインへ訪問しているか?などが対象となる。

 次に「重み」とは、他のユーザーからの評価である。多くのユーザーからいいね!やコメント、シェアされている投稿は、他のユーザーも興味を持つ投稿である可能性が高いため、より高く評価される。

 最後に、「経過時間」とは、その投稿が行われてからどれだけの時間が経過しているか?である。これは、古い情報よりも新しい情報が高い評価を受けやすいということである。

 フェイスブックでは、数多くの情報の中から、これらを総合的に評価することで、ユーザーに対して、興味のある情報を届けられるよう日々工夫をこらしている。

 このことからもわかる通り、フェイスブックページの運用者は、たくさんある他のフェイスブックページには負けないよう、ユーザーから評価される運用を行わなければならない。

 そもそも投稿がユーザーのニュースフィードに表示されなければ、投稿に対してのいいね!やコメント、シェアなどもほとんど期待できなくなる。

【次ページ】フェイスブックのニュースフィードへ表示させる、さらに細分化された5つの要素

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