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- 2014/07/15 掲載
はてなブログチーム柴崎優季氏が明かすGitHub活用ノウハウ(前編)
GitHub Kaigi 2014
ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。
はてなブログチームの開発フローとGitHub
Twitterでは@shiba_yu36と名乗っています。はてなのはてなブログチームに所属しています。今日は、はてなブログチームでの開発フローの課題とその解決について、お話ししていこうと思います。
はてなブログチームは「はてなブログ」を作っています。エンジニアが5人くらい、デザイナーが2人くらいでやっています。
このメンバーでPull Requestを毎月170くらい、Commitはだいたい1300くらい。リリースは、月に45リリースくらいしています。
これをいまのところGitHub Enterpriseを使ってやっています。
いまは開発速度を保っていますが、かつては開発フローの問題などがあり、徐々に改善をしていったので、どういう改善をしたのか、タスク管理やレビュー、リリースについて話していきます。
ブログチームでの開発の流れ
ブログチームでの開発の流れは、issueを登録してアサインし、GitHub Enterprise上でそれに対応するbranchを作成し、開発してレビューしてmerge。mergeがたまったらリリース、となっています。基本的に3種類のブランチがあり、masterは本番と全く同一で、developは開発ブランチ。あとは機能ごとのfeature branchがあります。
図にするとこういう感じで、issueを登録したら対応するfeature branchを作って、レビューが完了したらdevelopブランチにmergeして、たまっていったらmasterブランチにpull requestを送ってリリースします。
【次ページ】 タスク管理について
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