• 2014/07/25 掲載

グーグル、医療分野にも攻勢 新プロジェクト「ベースライン・スタディ」を開始

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グーグルの研究開発部門「Google X」は、膨大な生体データを解析することで人体の謎の解明に取り組む「ベースライン・スタディ」を開始する。米WSJが報じた。
 WSJの報道によれば、まずは175人の遺伝子や分子情報、尿や血液、唾液、涙といった体液の収集を行い、その成分のデータを解析する。今後被験者は千人規模に拡大していく予定という。

 特定の病気に限定せず、数百の個別サンプルを収集し、それをグーグルのコンピューティングパワーを使って解析し、情報に埋もれた「バイオマーカー」と呼ばれる“パターン”を特定する。心疾患やがんなどの病気を早い段階で検知し、治療薬よりも予防薬の開発を推進する。

 グーグルでは、既に生理学や生化学、光学、造影、分子生物学といった分野の専門家約70~100人で構成されるチームを結成。本プロジェクトには「スマートコンタクトレンズ」も活用される模様だ。

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グーグルが開発中のスマート・コンタクトレンズ

 グーグルでは、2013年の9月にヘルスケアの新会社「Calico」を設立。スマートコンタクトレンズやスマートウォッチをはじめ、ウェアラブルデバイスを中心とした医療分野への取り組みも強化している。

 同社では、自動車ロボット宇宙事業IoTなど、ITの技術力を活かした異業種への投資を活発化させている。

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