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2014年12月08日

米ブロケード カーニーCEO、グーグルやアマゾン並みの投資せずに同様のネットワークを

ブロケード コミュニケーションズ システムズは12月5日、「ブロケード エグゼクティブ・プレスラウンドテーブル」を開催した。同発表会に登壇した米ブロケードのCEO ロイド・カーニー氏は同社事業の好調さをアピールするとともに、今後はクラウドとモバイルによる「The New IP」の時代に突入していくとして、サブスクリプション型ビジネスを強化していく意向を示した。

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ブロケードコミュニケーションズシステムズのロイド・カーニーCEO

 米ブロケードのCEO ロイド・カーニー氏は同発表会において、「SANにおいて75%の支配的ポジションを占めている。特に日本では88%とグローバルでもっとも高いシェアを持つ」とし、IPネットワーク分野では市場成長率の2倍を確保するなど、10月末までだった2014年度の同社ビジネスの手応えを語った。

 また、同氏は従来のメインフレーム時代からクライアントサーバ時代を経て、現在モバイル・クラウドの時代に突入しているが、これを「The New IP」の時代と表現。中でも、インテルのx86アーキテクチャ上で稼動する仮想ルーターである「Vyatta」を中心に据え、NFV(Network Functions Virtualization)やSDN(Software Defined Networking)などへの取り組みを強化しているとした。

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 ユーザーはこれらの取り組みによって、「グーグルやアマゾン、ラックスペースのような企業が競争力を持つのは、その分研究開発費に膨大な予算をつぎこんでいる。一般的なエンタープライズはとても投資できないような額だ。しかし、The New IPによって同様のネットワークを実現できるようになる」と語った。

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 競合との差別化については、「(シスコのような)競合は、ルーターやスイッチなどを販売する既存のビジネスを守る必要があるので、The New IPの時代のリーダーシップはとれない」と指摘。そのうえで、OpenStackやOpenDaylightといったプロジェクトを通じて、オープン対応を進める意向を示した。

 中でもインテルとの取り組みを強化しており、「スマートフォンの普及によって、コンパクトカメラの市場はなくなった。これと同じことがネットワークでも起きると考えている。今後はローエンドとミドルレンジのネットワーク機器は徐々になくなっていくのではないか」という見込みのもと、今後ネットワーク機器はx86ベースになっていくとの見通しを示した。既にキャリアでの検証も進めており、スペイン大手通信会社のテレフォニカにおいて、インテルの1チップとVyattaを使い、80ギガbpsと10ギガbpsの双方への対応を実施したと報告した。

 国内市場について、青葉雅和 代表取締役社長は、「クラウド・データセンターには(OEM含めて)既に(ブロケード製品が)何かしらの形で導入されている」として、今後はテレコム分野や企業向けプライベートクラウド分野を、パートナー企業とともに開拓していく意向を示した。海外では既にサブスクリプション型モデルも登場しているが、日本市場でもパートナー企業と早々に進めていく考えだ。

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「最初は1ポートで導入されたお客さまが10ポートに増加すれば、その後、必ず購入してしまおうということになる。我々の高い利益率に支えられた優良なバランスシートが、我々がリスクをとっていくビジネスを可能にしている」(カーニーCEO)

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