• 2015/01/15 掲載

ソフトバンクなど、中国クアイディ(Travice)に6億ドル出資 タクシー配車アプリ提供

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中国で最大級のタクシー配車アプリを提供するTravice(快的打车、以下クアイディ)、SoftBank Internet and Media(SIMI) 、アリババは15日、既存株主であるアリババおよびタイガーグローバルとともに、ソフトバンググループを中心としてクアイディへ総額6億米ドル(約708億円)の出資を行うと発表した。
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 クアイディは2012年創業の中国最大級のタクシー配車アプリ提供企業。クアイディは、位置情報システムと決済システムを融合することで利便性を高めたアプリで、現在香港を含む中国300都市以上においてサービスを提供している。

 利用者がさまざまなライフスタイルに合わせて好みの車両を選択できるよう、普通車や高級車など合計100万台以上の車両を配備しているという。

 クアイディの CEO であるチュワンウェイ・ルー氏は「このたびのパートナーシップにより、今後市場におけるわれわれのプレゼンスを高めていきます。また、さらなるサービス拡充を目指すとともに国内の交通手段をこれからも継続して改善していくことを楽しみにしています」 とコメント。

 ソフトバンクのバイスチェアマンで、SIMIのCEO であるニケシュ・アローラ氏は、「2年という短期間で、クアイディは中国でのタクシー配車アプリ業界において最も有力な事業者となり、今後もその経営陣の優れたビジョンとリーダーシップにより多くのユーザーに支持されていくと確信しています。われわれは、今後クアイディの中国での更なる事業拡大を支援していくことを楽しみにしています」と語った。

 アリババのCEOであるジョナサン・ルー氏は「クアイディは、先端技術で中国の交通手段を一変させており、それにより多くの人々の生活を向上させています。アリババは、今後のクアイディの将来性について自信を持っています。時代はモバイルインターネットの活用が主流となるフェーズを迎えており、クアイディはその中で、成功をおさめるために非常に良いポジションにいると確信しています」 と述べている。

 中国調査会社「易観智庫」が2014年11月に発表した調査によると、タクシー配車アプリ業界におけるクアイディの中国国内のシェアは 54.4%という。

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