• 2015/05/29 掲載

ローソン、AWSへの全面移行でSCMとCRMに着手 日立ソリューションズ手がける

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
記事をお気に入りリストに登録することができます。
日立ソリューションズは、コンビニ大手、ローソンが業務系システムをクラウドへ全面移行するにあたって、アマゾン ウェブ サービス(AWS)上の最適な基盤設計のコンサルテーションを行い、標準化を手がけたと発表した。同社が提供する「Amazon Web Servicesのための運用支援サービス」を適用し、既存システムとAWSとのハイブリッドな基盤運用を実現したという。
photo
 ローソンはAWS Summit Tokyo 2014でAWSへの全面移行を発表。さらなる「お客さま起点」の店づくりを目指して、2016年から2018年にかけてSCM(供給連鎖管理)とCRM(顧客関係管理)を融合した次世代システムをクラウド上に構築し、本部システムから店舗系システムまで順次、移行する方針を発表していた。

画像
ローソンのAWS活用のロードマップ

 ローソンは本格的なクラウド活用のファーストステップとして、AWSを利用したシステムの設計から構築・運用までをワンストップサービスとして提供できる日立ソリューションズとともに、ビジネスモデルや業務に適したシステム基盤の設計・構築を推進することになったという。

 日立ソリューションズは、ローソンの今後のクラウド基盤の設計に際して、AWSのメリットを活かしながら既存システムとのシームレスな連携のとれたシステム構築を実現できるように標準化を進め、部品の組み合わせなどをルール化することで、システム基盤の短期間での立ち上げを可能とした。

 また、日立ソリューションズの「Amazon Web Servicesのための運用支援サービス」を適用することで、AWS上のシステム構成やネットワーク構成を意識せず、既存の運用基盤からシームレスにAWS上のジョブ実行や監視を行う連携機能を提供した。

 さらに、セキュリティの面では、トレンドマイクロの総合サーバセキュリティ対策製品「Deep Security」を提供。Deep Securityは複数のセキュリティ機能による多層的な防御を実装しており、これによりセキュリティ強度が高い運用基盤を実現したという。

 これらにより、ローソンの情報システム部門は、社内の運用体制を変えることなく、既存の運用基盤とAWS上のシステム基盤の両方を運用することを実現。また新サービスの立ち上げに際しても、基盤設計の標準化によって準備期間を大幅に短縮できるようになったという。

関連記事

関連タグ

関連コンテンツ

あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます