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- 2016/03/14 掲載
ヤフーがアジャイル開発で変えた”サービスの作り方” 何をではなくなぜ作るのか
ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。
SCRUMを導入するときにサポートすること
私たちのサポートは、大きく分けて導入のサポートと実際に改善するときのサポートの2つです。
導入サポートについて。
まず、セミナーや勉強会など、SCRUMってなんですか、なにができるのですか、などを体験してもらったりします。
次にチーム設計で役割やル―ルなどを決め、スプリントを始める前に、中長期の計画を作ります。
そしてもっとも力を入れるのが、目指すチーム像の決定です。
理想のチームはどういうものか、理想のチームにあったゴールとはどういうものか。これを考えないと、チームの改善がどこへ向かっているのか分からなくなる。
また、メンバー同士はなにを期待しているのか、どういうスキルがあって、こういったことが貢献できますとか、私はこういう成長がしたいですとか、どういうマインドを大事にしているのか、といったことをすり合わせます。
ここですりあわせをしないと無理な期待がかかったり、無理な作業が発生したりするので、無理なく成長しゴールを迎えるチームになるために必要です。
これらがSCRUM実践前に私が行うサポートです。
【次ページ】 チームのSCRUMマスターと定期的に1オン1
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