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- 2016/06/07 掲載
元マイクロソフトのプログラマが開発した「HyperDev」は、8つの面倒を不要にする
ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。
HyperDevはWebブラウザから使えるWebアプリケーションの統合開発環境です。バックエンドにはNode.jsも立ち上がっています。
スポルスキー氏はHyperDevの特長を次のように説明しています。
2. Git不要、そのほかのバージョンコントロールも不要
3. ネームサーバなどの操作不要
4. ホスティングへの申し込み不要
5. サーバのプロビジョニング不要
6. OSやLAMPやNode.jsサーバなどあらゆるインストール不要
7. サーバ設定不要
8. コードの統合やデプロイ不要
この説明の通り、HyperDevのWebサイトを開くと自動的にユニークな名前が割り振られ、すぐに開発環境の画面が表示されて、そのまま開発に取りかかることができます。
バックエンドのコードとして「package.json」「server.js」、フロントエンドのコードとして「client.js」「style.css」「index.html」が用意されています。
これらのコードは、いわゆるToDoアプリ的な動作を行うもの。画面左上の「Show」ボタンを押すと、別ウィンドウですぐにコードが実行され、以下のようなWebアプリケーションが起動します(ただし記事執筆時点ではサーバが混み合っていたためか、起動に失敗したり時間が掛かったりしていました)。
【次ページ】 コード変更はアプリに即時反映。チーム開発もリアルタイムに実現
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