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2016年07月14日

フェイスブックが、マイクロソフトのOffice 365に「賭ける」理由

フェイスブックが、マイクロソフトの「Office 365」を採用した。同社の1万3000人以上の従業員が「Outlook」や「Word」「Excel」といった「Office」製品を利用する。さらに、Office 365の活動履歴を可視化して必要な情報をリコメンドする「Office Delve」などを活用し、従業員にさまざまなインサイトを提供するという。

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いまやフェイスブックの従業員数は1万3000人にのぼる

(写真:フェイスブック)


フェイスブックのCIOのミッションは「従業員の生産性最大化」

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 全世界で16億人超のユーザーを抱えるフェイスブック。従業員数は1万3000人にのぼる。同社のミッションは「人々に情報共有の力を与え、世界をよりオープンでつながったものにすること」。

 フェイスブックのCIOであるティム・キャンポス氏によれば、同社のITチームのミッションは「従業員の生産性を最大化すること」にあるという。

「フェイスブックの継続的なイノベーションの基盤は、だれもがベストなアイデアを持ち寄ることを促進するコラボレーションの価値観にある。我々の生産性を最大化するために、フェイスブックのITチームは、従業員にとって最善のツールを提供する。最善のツールというのは、ただアイデアを持っていることと、アイデアを実現することの違いを作るものだ」

 フェイスブックの利用者は世界中におよび、従業員も世界各地に点在している。そのため、ITチームではマルチデバイス、マルチプラットフォームに対応していく必要があるという。「働きたい場所で働ける環境を提供している」。

セキュリティと生産性を両立する

 そのうえで、セキュリティも重要な要素だと指摘する。世界中で社員が利用するには、サイバーアタックに備えながら、盗難やハッキングなどからモバイルデバイスを保護するセキュアな環境が求められる。

「私のチームは、(セキュリティと生産性という)対立するプレッシャーのバランスをとる役割を果たす。生産性は我々にとって最も重要な要素だが、セキュリティも同様に重要だ。我々は、ビジネスを常に安全に運用する一方で、従業員に力を与える適切なテクノロジーを必要としている。これがOffice 365を導入した理由だ」

 キャンポス氏は、Office365は成熟しているだけでなく、包括的なプラットフォームで、フェイスブックの厳格なセキュリティスタンダードを満たし、知的で柔軟な利用を補う役割を担うと指摘する。たとえば、Excelのドキュメントをデバイスをまたいで同時に編集し、シェアできる機能などを評価しているという。

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(クリックで拡大)

Excelによる共同編集の画面


 また、Office 365の活動履歴を可視化し、必要な情報をリコメンドする「Office Delve」に、APIエンドポイントの「Microsoft Graph」を組み合わせることで、フェイスブックの従業員が協力して働く方法に関する知見(インサイト)を与える仕組みを用意する。

【次ページ】フェイスブックの狙い

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